普通の屋根より雷が落ちやすいのですか?
太陽光発電の太陽光パネルを屋根に載せたから落雷しやすいと言うことはありません。
落雷が無いとは言い切れませんが、それは極めてまれな事例であり、また必ずしも太陽光パネルがあるからとは限りません。
心配であれば避雷針を併設するようにしましょう。
雷は自然現象のなかでも地震に次いで予知が難しいと言われています。
稲妻が上空を走り、雷鳴がとどろきますから、雷が発生していることは分かります。
しかし、遠くで稲妻が光っているからと思っていると、途端に近くでピカッと光ることがあります。
雷は大気の状態が上空で不安定になるから発生するとも言われていますが、このように遠くだと思っていると、近くで落雷することがあります。
ところが、それでは落雷で住宅が被害を受けるかと言うと、そのようなことは稀なようで、大概は避雷針や高圧電線・高圧塔に落雷します。
また、雷は高いところに落ちるとは限らないことも事実です。
しかし、これは周囲に高い樹木などが無い平地でのことですから、普通の住宅街にある家で、太陽光パネルがあるから落雷するというのは、考えすぎではないでしょうか。
ただし、その住宅が2~3階建てで、周辺に高い建物や樹木が無い場合は、念のため避雷針を設置したほうがベターかも知れません。