木造の家でも太陽光発電パネルは設置できますか?400kg位になると言われたので心配です。
ご質問のように太陽光パネルは1枚ずつではそれほど重いものではありませんが、10枚以上を屋根の上に載せるとおっしゃるように400kg程度にはなるでしょう。
しかし、400kgは一点に集中してかかる荷重ではありません。
それは太陽光パネルがある程度の面積を持っているからで、実際には400kgという荷重は屋根スペースに比例して分散されますからよほど軟な屋根構造で無い限り心配はしなくても大丈夫です。
つまり太陽光パネルは大型の瓦のようなもとだと考えましょう。
しかも太陽光パネルは躯体を強化するメリットがあるようで、NPO法人太陽光発電ネットワークが以前発生した3.11の東日本大震災の被災地で調査を行ったところ、住宅の倒壊率が高い地域でも太陽光パネルを搭載した住宅のほうがより多く倒壊すると言うことはなく、むしろ逆に太陽光パネルを載せている住宅の方が倒壊を免れているケースが多かったとのことです。
つまい、太陽光パネルは極めて強度が高く、重量影響以上に住宅の躯体を強化しているとのことです。
このような事例もありますし、通常の屋根構造であれば太陽光パネルを設置することは当たり前のことですが、どうしても心配でしたら、念のため屋根強度の測定を専門家に依頼することをおすすめします。