水平の屋根に太陽光発電を設置したいのですが、単価が高くなるし効率も悪いと言われました。
本当ですか?そのときに提示されたのは、施工費こみで5.5kW 225万と4.8kW 190万です。
ご質問の場合、屋根面がほぼ水平とのことですが、これはまったく問題はないと考えて良さそうです。
その理由は、太陽光パネルは屋根の上にベタ置きをするのではなく、架台を屋根に設置してその架台の上に太陽光パネルを載せる仕組みだからです。
架台は傾斜角度を変えられるようになっていますから、それを傾斜角30度にすれば良いのです。
傾斜角度はいかようにも調節することができます。
これは4寸とか5寸と言われる屋根の傾斜でも同じことで、架台という便利なものがあるのです。
なお、ついでに太陽光発電システムの価格が示されているので、少し試算をしてみました。
長州のHIT 5.359kW 225万 とネミー 4.8kW 190万とのことで、施工費などすべてがコミコミとのことですが、これを 1kW当りの計算をしますと、41万9850円と39万5800円になります。
これはほぼ相場通りの価格だと言えるでしょう。
ただし、施工費や電力連系立会いその他一式のコミコミ価格であることが条件になります。
ちなみに屋根スペースに問題がなければ出力が大きいほうが売電にも有利だと思います。
また、出力から見ると後者のほうがやや割高な感じがします。
設置後、順調にたくさん発電することを期待しましょう。