築10年の屋根に太陽光発電を設置しても大丈夫ですか?屋根の耐荷重や、耐震性は?
太陽光パネルの重量は、最近は軽量化されていて、例えばトータルで350kgなどとなれば、かなりの発電量があります。
また、この程度の重量負荷に耐えられないような屋根は、太陽光発電云々以前に倒壊するリスクがあります。
つまり、標準的な状態の屋根であれば問題ありません。
戸建て住宅を建設する際には、通常屋根材は腐食しにくく耐久性がある材料が使用されます。
また、住宅自体の構造もしっかりと土台を固めて、そこに丈夫な柱材を使うのですから、生半可な加重で屋根が壊れたり、屋根への荷重が原因で、それが土台や柱に影響を与えるということは考えられません。
築10年であれば、おまけに耐震性もしっかりあると思います。
このようなことを考え合わせると、この住宅の屋根は太陽光パネルを敷き詰めても、びくともしないはずです。
もし大丈夫でなければ、ほかの多くの住宅で、例えば5kWの発電をする太陽光パネルを載せている住宅などは危険ということになります。
ですから、築10年の住宅に太陽光発電を導入するのはむしろおすすめしたいことで、売電単価が35円という今がちょうどいいタイミングなのではないでしょうか。
なお、太陽光発電導入のメリットをより大きくする意味でもオール電化の併用もご提案いたします。