収録内容
太陽光発電に関する規制の中には、土地と設備の権利関係に関する規制もあります。2022年時点で分割案件は規制対象なので、太陽光発電所の設置方法などを把握しておくのも大切です。さらに今後は、非FIT型太陽光発電所も分割審査の対象に含まれるため、非FIT型を検討している事業者も確認しておく必要があります。
そこで今回は、太陽光発電の分割案件や禁止事項、非FITの審査厳格化について分かりやすくご紹介します。太陽光発電事業の経験が少ない方や非FITを含めた太陽光発電事業を検討している方などは、参考にしてみてください。
目次
- 1. 太陽光発電の分割案件とは?
- 1.1. 地権者の同じ土地で出力50kW未満の太陽光発電を複数設置
- 1.2. 分割案件と判断されないケースもある
- 2. 分割案件の問題とは?
- 2.1. 安全性の問題
- 2.2. 電気料金コストの増加リスク
- 2.3. 一般送配電事業者のコスト増加
- 3. 分割案件に対してどのような措置が取られる?
- 3.1. 2014年に規制が始まる
- 3.2. 2017年と2019年に規制強化
- 4. 分割案件に非FITの太陽光発電所も対象に含められる
- 4.1. 非FIT太陽光発電所が低圧分割の抜け道となっている
- 4.2. 経済産業省が非FITも分割禁止の対象とする意向
- 4.3. 除外規定が設けられている
- 5. 太陽光発電を始めるときは分割案件に触れないよう注意が必要!