収録内容
メガソーラーは1MWクラスの太陽光発電で、年間1,000万円台の売電収入を見込めます。しかし、利益率がいくらなのかよく分からないと感じている方もいるのではないでしょうか。メガソーラーを含む太陽光発電は、売電収入から初期費用と維持管理費用を差し引くことでおおよその利益率や利回りを確認できます。
そこで今回は、メガソーラーの利益率や採算性について詳しくご紹介します。個人でメガソーラーを運用できるか考えている方やメガソーラー事業を検討している事業者は、参考にしてみてください。
目次
- 1. メガソーラーの利益率
- 2. メガソーラーの利益と費用
- 2.1. 年間の発電量は100万kWh以上
- 2.2. 初期費用は1億円以上
- 2.3. 年間の維持費用は600万円以上
- 3. メガソーラーの売電で採算が取れるようにするには
- 3.1. 定期的なメンテナンスを欠かさない
- 3.2. 発電効率の高いパネルを導入
- 3.3. 反射板で光の吸収量をアップ
- 3.4. 夏場は太陽光パネルに散水
- 3.5. 初期費用を抑える
- 3.6. 日射量の多い土地を確保
- 4. FIP制度へ移行するため利益率が変わる可能性
- 4.1. FIP制度の概要
- 4.2. 電力需要の多い時間帯に供給できるかがポイント
- 4.3. メガソーラー以上はFIP制度へ移行
- 5. メガソーラーの注意点
- 5.1. 初期費用の負担が大きい
- 5.2. 維持管理費用も100万円台と一定の負担がかかる
- 5.3. 災害時など突発的な事故による損害が大きい
- 5.4. 発電低下で採算性に影響を与えるリスクもある
- 6. メガソーラーは採算の取れる事業だが工夫やFIP制度の対策も重要