こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、住宅領域の脱炭素化を実現するために、非常に重要な設備とみなされるようになった太陽光発電設備と家庭用蓄電池の関係性について解説します。
太陽光発電設備については、いよいよ2025年4月から新築住宅への太陽光発電設備の設置義務化が東京都でスタートすることとなっています。ちなみに、住宅への太陽光発電の設置義務化は、東京都以外でも検討されていて、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、全国の自治体でも再エネ設備の設置義務化が進むのではないかと予想されています。
そして、太陽光発電設備の導入を検討している方の中には「どうせ再エネ設備を設置するなら、家庭用蓄電池も同時に設置したほうが良いのかな?」という疑問を抱える方が多いと言われています。太陽光発電は、日射を電力に変換する設備なので、日が沈む夜間は発電することができません。そのため、太陽光発電だけに頼る場合は、電力会社からの電気の供給を欠かすことができないのです。これが、蓄電池も同時に設置していれば、昼間に発電した電力を蓄え、それを夜間に使用することができるようになるため、家庭で消費するエネルギー全てを再生可能エネルギーにすることができるのです。
太陽光発電と蓄電池の同時設置は、生活にかかる光熱費を削減できるだけでなく、住宅の脱炭素対策としても非常に効果的と考えられていて、実際に年々蓄電池の導入台数が伸びているとされます。そこでこの記事では、太陽光発電と家庭用蓄電池を同時設置する場合のメリットについて解説します。
目次 [非表示]
蓄電池市場の現状と今後の推移予想について
太陽光発電と家庭用蓄電池の関係性を解説する前に、現在の蓄電池市場の状況や今後の市場予測について簡単にご紹介します。
太陽光発電と家庭用蓄電池については、太陽光発電はかなり広く普及しているものの、蓄電池についてはまだまだ設置する方は少ないのではないか…と言うイメージを持っている方が多いかもしれません。太陽光発電設備は、「電力を作りだす設備」であることから、売電や買電量を減らすことができるなど、コスト的なメリットをイメージしやすいです。しかし、蓄電池については、電力を蓄えるだけの設備と言うイメージで、災害対策などの面では心強いけど設置にかける費用を取り戻すのは難しい…と考えている方もまだまだ多いとされています。
しかし、太陽光発電が広く普及したことで、家庭用蓄電池の有用性を改めて理解し始めた方も増えています。実際に、日本政府も2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、蓄電システムのさらなる普及が非常に重要と考えているのです。例えば、経済産業省が公表している「蓄電池産業の現状と課題について」と言う資料の中では、蓄電池の重要性について以下のように指摘しています。
- 蓄電池は電化社会のエネルギー貯蔵手段であり、2050年カーボンニュートラル実現のカギとなる技術の一つ。
- 自動車や他のモビリティの電動化においてバッテリーは最重要技術。
- 再エネの主力電源化のため、電力の需給調整に活用する蓄電池の配置が不可欠。EVも動く蓄電池として系統に接続。調整力や非常用電源としても活用。
- 5G通信基地局やデーターセンター等の重要施設のバックアップ電源、各種IT機器にも用いられ、デジタル社会の基盤を支える重要なインフラ要素の一つにもなっている。
- 「カーボンニュートラル社会のエネルギー基盤」を特定国のみに依存することなく、イノベーション・雇用の種として生産基盤を維持することが必要。
引用:経済産業省資料より
このように、蓄電システムは、一般家庭の脱炭素化や光熱費削減だけでなく、重要なインフラ要素の一つとみなされるようになっているのです。
そして、自動車などモビリティの電動化が急速に進む中、蓄電池市場は急激な拡大傾向を見せています。
蓄電池世界市場の推移(容量ベース、世界)
蓄電システムは、カーボンニュートラル実現のためには必要不可欠な技術とされています。実際に、自動車業界ではEV化が急速に進んでいて、日本でも2035年までにガソリン車の新車販売を禁止する方針が出されています。さらに、一般住宅領域における脱炭素化では、太陽光発電などの再エネ設備の導入に合わせて、家庭用蓄電池のさらなる普及拡大が強く後押しされています。例えば、2025年度における住宅の省エネ化を進めるための補助金では、子育てグリーン住宅支援事業により、「GX志向型住宅」を取得するケースでは1戸当たり160万円と言う非常に手厚い補助金が給付されます。通常、国の補助金は併用することができないのですが、新築時に蓄電池の設置を同時に行う場合、蓄電池を設置する場合の補助事業が併用可能となっています。
このような状況もあり、蓄電池の市場規模は急激な拡大傾向を見せています。
引用:経済産業省資料より
上図から分かるように、車載用蓄電池、家庭用蓄電池ともに、その市場は右肩上がりで拡大しています。特に、車載用電池に関しては、2035年には、その市場が約14倍にまで拡大すると予想されているのです。
家庭用蓄電池に関しても、光熱費削減や災害対策に非常に有用な設備と言う情報が広がってきたため、今後、導入する方は増えていくと予想されています。それでは、家庭用蓄電池の導入に関して、太陽光発電と同時に設置する場合に考えられるメリットとはどのような点にあるのでしょうか?次項でその辺りを解説していきます。
太陽光発電と蓄電池は同時設置すべきと言われる理由と懸念について

自宅に太陽光発電設備の設置を検討し、業者さんに相談した際には、家庭用蓄電池の同時設置を勧められる可能性が高いです。お客様側からすると、蓄電池をセットにして売った方が業者側の利益が大きくなるため、同時設置の提案をしてきているのだな…と感じてしまうと思います。しかし実は、太陽光発電と家庭用蓄電池の同時設置が推奨されているのは、業者側に一方的なメリットがあるからではないのです。
太陽光発電と蓄電池の同時設置が推奨される理由
一般的に、太陽光発電設備は、発電した電力を高値で売却することができるため、設置にかかるコスト以上の収入が得られるという点が最大のメリットとされていました。自家発電した電力は、自家消費するのではなく、高値で売却することができ、設置場所の条件によっては数年で設置コストを取り戻し、それ以降は金銭的なメリットが享受できる設備として一気に普及が拡大したのです。
しかし、近年ではこの状況が一変しています。ここ数年、コロナ問題やロシアによるウクライナ侵攻など、世界情勢の急変もあり、電気代が急激に高騰しています。一説によると、ここ5年ほどで20%程度も電気代が上昇した地域も多いと言われていて、現在では太陽光発電で作った電気は、売電するのではなく自家消費した方がメリットが大きくなっているとされているのです。
例えば、2025年現在の売電単価は15円程度となっているのですが、電力会社から買電する際の料金単価は30円を超える地域が増えています。そのため、15円で電力を売るよりも30円の電気を買わずに自分たちの生活に使用する電気とした方が圧倒的にお得な状況になっているわけです。ただ、先ほどもご紹介したように、太陽光発電は、日射を電力に変換するシステムなので、太陽光発電だけでは夜間の電力として使うことはできません。これが家庭用蓄電池も同時に設置していれば、日中に使わなかった余剰電力を蓄え、夜間に使用するサイクルが作れるため、自家消費によるメリットを一日中受けられるようになるわけです。
このほかにも、地震や台風、豪雨による水害など、さまざまな災害が頻発する日本では、ご自身や家族の安全を守れるかどうかに日々の備えが関わってきます。太陽光発電と蓄電池、両方の設備を導入していれば、万一の災害時でも普段通りに電気を使用できるようになるため、安心できるはずです。
このように、太陽光発電と家庭用蓄電池の同時設置が推奨されるのは、災害対策の面だけでなく、電気代が高騰していることで金銭的なメリットが大きくなっているからなのです。つまり、太陽光発電と蓄電池の同時設置は、業者だけでなく消費者側にも大きなメリットがあると言えるのです。
太陽光発電と蓄電池の同時設置に関する懸念
太陽光発電設備は、一般に普及し始めてからかなりの時間が経過しています。この間に、メーカーによる価格競争や技術力の向上などが要因で、太陽光発電設備の導入にかかるコストはかなり安くなっています。そもそも、FIT(固定価格買取制度)と言うのは、太陽光発電などの再生可能エネルギーの設置費用を回収することが目的となっている制度なので、売電価格が安くなっているということは、それだけ設置にかかるコストも安くなっているという意味なのです。
2025年現在では、太陽光発電単体での導入の場合、その設置にかかる費用の相場は130万円前後(5kWの場合)だと言われています。もちろん、設置を依頼する業者や設置するパネルの種類、容量などによって導入コストは上下しますが、屋根に設置される一般的な住宅用太陽光発電であれば、この程度の費用で導入できます。
しかし、ここに家庭用蓄電池も組み合わせた場合には、導入にかかるコストが一気に倍程度まで増加してしまうのです。特に、昨今では、電気代高騰の影響などがあり、電気の自家消費に対しての意識が高まっていることから、大容量の蓄電池の設置がトレンドとなっています。そして、蓄電容量が10kWhを超えるようなモデルの場合、200万円前後が相場価格となります。
つまり、太陽光発電と蓄電池の同時設置を行う場合、現在のトレンドで考えると300万円程度の費用がかかるということなのです。両設備を設置すれば、日々の光熱費を大幅に削減することができる、災害時でも安心できるなど、さまざまなメリットが考えられます。しかし、実際に導入することを考えた時には、やはりその初期コストの高さがどうしても懸念事項となってしまうようです。
太陽光発電と蓄電池はセットで導入する方がお得!
前項でご紹介したように、太陽光発電のみ、家庭用蓄電池のみではなく、両設備をセットで導入するというパターンは、高額な初期費用がかかってしまうことがネックとなります。
しかし実は、太陽光発電と家庭用蓄電池については、それぞれ別々に設置するのではなく、セットで導入する方が導入コストの総額はお得になるのです。なぜなら、セットで設置する場合は、以下の部分にかかる費用を節約できるからです。
パワーコンディショナーが1台分お得になる
太陽光発電を設置する場合、家庭内で自家発電した電気を利用できるようにするための設備として、パワーコンディショナーが必要になります。太陽光発電の電気は「直流電気」のため、家庭内で使用できるように交流電気に変換したり、電圧などの調整のため、パワコンと呼ばれる部品が必要になるのです。そして家庭用蓄電池についても、電池に蓄えた電気を家庭内で使用できるようにするため、パワーコンディショナーが必要です。
つまり、太陽光発電を設置して、後から家庭用蓄電池を追加するという場合には、太陽光発電のパワーコンディショナーとは別に、蓄電池のパワーコンディショナーも設置することになるわけです。
これが、太陽光発電と家庭用蓄電池をセットで導入することにすれば、太陽光発電と蓄電池兼用のハイブリットパワーコンディショナーを使うことができます。パワーコンディショナーは、太陽光発電を構成する部品の中でも高額なので、これが一台分で済むのはかなりお得になると言えます。
設置工事の費用も節約できる
太陽光発電と家庭用蓄電池は、それぞれを別々に導入する場合よりも、セットで導入する方が施工にかかる費用も節約することができます。
太陽光発電と家庭用蓄電池は、どちらも電気に関わる設備ですし、基本的に両設備を扱える職人さんが多いです。当然、施工の準備や効率などを考えると、別々に2回工事に入るよりも、一度にまとめて工事を行う方が工期も短くなりますよね。
さらに、先ほどご紹介したように、太陽光発電と蓄電池をセットで導入する場合、パワーコンディショナーの設置が1台分少なくなります。したがって、壁などへの取り付け工事や電気配線工事などの作業工程の一部を省くことができるようになるため、工事にかかるコストが抑えられるのです。
業者の営業経費が1回分浮く
太陽光発電や家庭用蓄電池の販売施工を行う企業は、お客様との契約により営業利益を上げ、会社の運営を行っています。太陽光発電、蓄電池の営業の際には、さまざまな資料を作成し、お客様のところに何度も説明に伺うことで、ご契約を頂くという流れになるのです。
太陽光発電と家庭用蓄電池を別々に設置する場合、当然、それぞれの業者が営業活動を行っているため、それぞれの契約金額の中に営業経費が含まれることになります。しかし、セットで導入する際には、太陽光発電分と蓄電池分の説明を1回で受けることができます。それぞれの設備の説明のため、別々の営業マンが複数回訪問するなんてことはありませんし、営業経費は1回分しかかからなくなるわけです。
そのため、お客様側は、業者対応にかかる手間や時間を削減することができるうえ、営業経費1回分のコストも削減することができるのです。
太陽光発電と家庭用蓄電池をセットで運用するメリット

それでは、太陽光発電と家庭用蓄電池について、どちらか一方を設置するのではなく、両方の設備を設置して同時に運用することで得られるメリットについてもご紹介していきます。
太陽光発電と家庭用蓄電池は、どちらか一方を設置しただけでもそれなりのメリットを得られる設備と言われていますが、本領を発揮させるには両設備を設置して連携させるのが良いとされているのです。
それは、以下のようなメリットがあるからです。
大幅に電気代を削減できる
太陽光発電は、発電することができるだけで、電気を貯めておくことはできません。そのため、太陽光発電単体の運用の場合、余剰電力は売電するしかなく、発電できない夜間は電力会社から電気を買わなければいけないのです。
ここに電気を蓄えられる蓄電池を連携させれば、昼間に発電した電気を蓄電池に貯め、発電量が少なく、電力使用量が多い朝晩に貯めた電気を使うことができるようになります。もちろん、日中に蓄電池が満充電になれば、貯めきれない分を売電すれば良いですし、無駄のない電気の運用が可能になるはずです。
さらに、太陽光発電と蓄電池を組み合わせれば、時間帯によって電気代が変動する電力会社のプランを上手に活用することができるようになります。例えば、電気代が割安な時間帯に蓄電池に貯め、割高になる時間に貯めた電気を使用するというサイクルが作れますし、売電収入を得ながら電気代の節約も同時にできるようになるのです。もちろん、節約できる電気代は、太陽光発電システムや蓄電池の構成、電力会社のプラン、電気の使い方により異なります。
災害による停電時でも電気が使用できる
二つ目のメリットは、災害対策のことを考えると、非常に安全性の高い住環境を作れるという点です。
まず太陽光発電は、災害により停電が発生した場合でも、太陽が出ていれば発電を続けることが可能です。ただ、この場合、パワーコンディショナーに設置されている非常用コンセントからしかその電気を使うことはできません。
これが、家庭用蓄電池も併せて設置していれば、分電盤に電気を供給することができるようになるため、家の中の照明などへの電気の供給を続けられるのです。
さらに、太陽光発電で作った電気を蓄電池に蓄えておけば、夜間もその電気で生活を維持することができるようになります。太陽光発電、家庭用蓄電池、それぞれの設備を単体として運用している場合には、普段通りの電力供給を受けることはできなくなります。太陽光発電は、夜間は発電することができないので、蓄電池が無ければ夜は電気を使えません。家庭用蓄電池の場合、発電することはできないので、停電時は新たな電気を蓄えることができず、あらかじめ貯めていた電気を使い切れば役に立たなくなってしまうのです。
太陽光発電と家庭用蓄電池の同時設置は、停電が長期間にわたったとしても、普段通りの生活を維持することができるという非常に大きなメリットが存在します。
卒FITを迎えたとしても安心
住宅用の太陽光発電は、発電した電力のうち余剰電力を高値で買い取ってもらうことができるFIT制度と言うものがあります。しかし、高値での売電は、10年間と言う期間が決まっているのです。
太陽光発電を設置してから、11年目以降は、改めて電力会社と売電契約を結ぶことになるのですが、2025年現在、大手電力会社の場合は8円程度の売電価格になっているなど、一気に単価が下落してしまうのです。買電価格は30円前後なので、FIT期間終了後は、売電ではなく自家消費の方が圧倒的にお得になるのです。
ただ、太陽光発電単体での運用の場合、発電した電力を全て自家消費に回すことは非常に難しいと言わざるを得ません。蓄電池があれば、余剰分を貯めておき、夜間に使用するというサイクルが作れるので、発電した電力の自家消費率を高めることができ、卒FITを迎えても安心なのです。
クリーンな電気の活用で環境貢献に役立てる
政府が太陽光発電や蓄電池の普及を推進する理由がこれです。日本では、2050年カーボンニュートラルの実現が宣言されているのですが、そのためには住宅領域での脱炭素化が必要不可欠とされています。
先程からご紹介しているように、太陽光発電と家庭用蓄電池は、それぞれ単体での運用の場合、電力会社からの電力の供給は必要不可欠となるのです。
しかし、太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合、昼間に発電した電力を蓄電池に貯め、夜間はその電気で生活することができるようになるなど、クリーンエネルギーの利用率を極限まで高めることができるのです。
特に、2025年現在は、一般住宅での脱炭素化が急務とされていることから、これに寄与する技術、設備の導入には手厚い補助金が給付されるようになっています。例えば、政府が新たに制定した基準であるGX志向型住宅を取得した新築住宅の購入に関しては、なんと最大160万円もの補助金が用意されているのです。
太陽光発電、蓄電池を可能な限り安く導入するためのコツ
それでは最後に、太陽光発電と家庭用蓄電池を安く導入するためのコツをいくつかご紹介します。
太陽光発電と家庭用蓄電池は、住宅設備の中でも特に高額なので、費用の面で導入を躊躇してしまう人が多いと思います。当然、誰でも可能な限り安く導入したいと考えるはずなので、そのような時は以下の方法が利用できないか検討してみると良いでしょう。
①補助金を活用する
太陽光発電と家庭用蓄電池の導入コストの負担を軽減するための手段としては、国や自治体が用意している補助金を活用するのが手っ取り早いです。
2050年カーボンニュートラルの実現が宣言されている日本では、住宅領域の脱炭素化に寄与する設備・技術の導入には手厚い補助金が給付されるようになっています。
例えば、2025年度は、住宅省エネ2025キャンペーンにより、省エネ性や断熱性の高い構成の住宅の購入、リフォームに非常に手厚い補助金が給付されることとなっています。ZEHやGX志向型住宅は、再エネ設備の設置が必要不可欠なので、こういった補助金を利用できるような導入方法を検討すると良いでしょう。
なお、太陽光発電や蓄電池に対する補助金は、各地方自治体が独自に制定している場合もあるため、一度役所などで確認してみると良いでしょう。
②太陽光発電と蓄電池は同時に設置する
先ほど紹介したように、太陽光発電と家庭用蓄電池は、それぞれ別々に設置するよりも、同時に設置する方がさまざまな面でお得になります。
当然、どちらも高額な設備であるため、同時に設置する際の初期負担は大きくなってしまいます。しかし、それぞれ別々に導入する場合には、余計な施工が必要になる、一台にまとめられるはずの部品が二台になるなど、無駄なコストがかかってしまうことになるのです。
将来的に、太陽光発電+蓄電池と言う体制は必ず作りたいと考えているなら、同時に両設備を設置する方が安くつきます。
③直接施工の販売会社から購入する
太陽光発電や家庭用蓄電池は、利用者が購入し、届けばすぐに使えるといった設備ではありません。この二つの設備は、専門業者による設置工事や配線工事が必要となるため、総額が高くなってしまうのです。
そして、こういった施工が必要になる住宅設備に関しては、ハウスメーカーや大手リフォーム会社などに相談するのではなく、直接施工を行っている販売店に相談する方が総額は安くなります。
なぜなら、ハウスメーカーなどに依頼した場合、施工は下請けの工事会社が行うため、2社分の利益が販売価格に入ってきてしまうのです。直接施工を行う販売店から購入すれば、1社分の利益のみが乗ることになるので、マージンを1社分抑えることができ、安く設備を導入することが可能になります。
④相見積もりを取る
太陽光発電や蓄電池の導入に限りませんが、高額な住宅設備の導入時には複数の会社から相見積もりを取るようにしましょう。
1社だけの話で決めた場合、相場とかけ離れた金額を提示されていてもそれに気づくことができません。また、業者の提案が自分たちの要望に見合った内容になっているのかも一般の方では判断しにくいですよね。
複数の業者から話を聞けば、太陽光発電と蓄電池の相場観がわかるうえ、自分たちの希望に適した構成が理解できるので、不当な高額請求の被害に遭わなくて済むのです。また、複数の会社から見積もりを取ると言えば、価格競争になると業者側も理解できるため、可能な限り安くしようと努力してくれるはずです。
まとめ

今回は、多くの住宅が導入し始めた太陽光発電設備と家庭用蓄電池について、この二つの設備を同時に設置することで得られるメリットや可能な限り安く設置するためのコツについて解説しました。
記事内でご紹介したように、世界中で脱炭素化が目指されている中、日本でも脱炭素化に役立つ太陽光発電や家庭用蓄電池のさらなる普及が目指されています。太陽光発電については、新築住宅に対して設置を義務化する動きが強まっているなど、今後は家を建てる際には必ず設置しなければならない世の中がやってくる可能性が高くなっています。
そして、この太陽光発電の機能を最大限発揮させることを考えた時には、家庭用蓄電池との連携が非常に有効だとされています。太陽光発電は、夜間に発電することができないため、単体での運用の場合、電力会社からの電力供給を欠かすことはできません。しかし、蓄電池も設置しておけば、余剰電力を蓄電池に貯め、それを夜間に使用することで、生活に必要な電気全てを自家発電で賄うことも不可能ではなくなるとされているのです。
太陽光発電と家庭用蓄電池は、どちらも高額な住宅設備のため、初期費用の負担を考えると、別々に導入したいと考える人が多いと思います。しかし、この二つは密接な関係性のある設備であるため、将来的に両方を設置しようと考えているのであれば、同時に設置したほうがお得になると覚えておきましょう。
現在、太陽光発電と家庭用蓄電池の導入を検討していて、費用の面で躊躇しているという方がいれば、お気軽に『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』にご相談ください!とくとくショップでは、お客様に最も負担の少ない方法をご提案させていただきます。