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こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、家庭用蓄電池の需要の高まりに比例して、訪問販売による詐欺被害が増加している言う情報について、悪徳業者から家庭用蓄電池の購入をしないためにおさえておきたいポイントを解説します。
太陽光発電の固定価格買取期間が終了する方が増えていることや、昨今の電気代高騰などの影響を受け、日本国内では家庭用蓄電池の需要が右肩上がりで伸びています。家庭用蓄電池は、その名称から分かるように「電気を蓄える」ことができる設備で、太陽光発電で作った電気を充電しておき、それを夜間の生活に使用するというサイクルが作れるようになることから、日々の生活にかかる電気代を大幅に削減することができると期待されます。さらに、地震や台風などの自然災害が多い日本では、万一の停電時でも、普段通りの生活を維持するため、非常用電源システムの構築を目的に家庭用蓄電池の設置を決める方が多いです。
ただ、年々高くなる蓄電池の需要に比例して、家庭用蓄電池を取り扱う業者も増えており、中には顧客をだますような悪質な営業手法を採用している業者が少なくないようです。実際に、家庭用蓄電池に関する消費者トラブルが急増していると国民生活センターから注意喚起がなされる状況になっています。そこで当コラムでは、家庭用蓄電池の訪問販売を受けた際、注意すべき悪徳業者の営業手法などをご紹介します。
目次
- 1 家庭用蓄電池に関する消費者トラブルが増加中
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2 家庭用蓄電池の訪問販売。危険な業者の特徴とは?
- 2.1 訪問してきた営業マンが名刺を提示しない
- 2.2 補助金に関する知識が乏しい
- 2.3 「検討する」と答えると、提示した資料をすべて持ち帰ろうとする
- 2.4 断っても居座る
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3 家庭用蓄電池の悪徳訪問販売業者が利用する手法について
- 3.1 「今日だけお得です」などと特別感を出す
- 3.2 「蓄電池の設置が義務になる」などと虚偽の情報を伝える
- 3.3 「蓄電池の設置で電気代が安くなる」など、効果を誇大に説明される
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4 家庭用蓄電池の悪徳訪問販売に騙されないためにどうすれば良い?
- 4.1 訪問してきた業者の事業者名や目的などを確認する
- 4.2 蓄電池のメリット面ばかりではなく、導入に伴うコストも慎重に検討する
- 4.3 コスト的なメリットで導入する場合、しっかりとシミュレーションを行う
- 4.4 その場で契約せずに複数の会社から相見積もりを取る
- 4.5 契約書の内容をしっかり確認する
- 5 まとめ