収録内容
こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、エコキュートを設置する時に欠かすことができない基礎工事についてまとめてみたいと思います。
エコキュートは、貯湯式の給湯システムを採用しているため、小型化が進み壁掛け設置が可能なガス給湯器と比較すると、圧倒的に大型の給湯器となります。エコキュートを設置する際には、エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットに加え、一日に使用するお湯を貯めておくための貯湯タンクユニットの設置をしなければならないのです。そして、貯湯タンクユニットは、常に300Lを超える大量の湯水が蓄えられているため、かなりの重量になってしまいます。エコキュートの貯湯タンクは、空の状態でも60~100kg程度の重量があり、満タンに湯水を蓄えた容量の大きいタンクの場合、600kgを超える重量となる場合があるのです。
そのため、エコキュートを設置する際には、重たく巨大な貯湯タンクをしっかり支えるための基礎工事が重要になるのです。地震などでタンクが簡単に転倒するようでは、そこに住む人が危険ですし予期せぬエコキュートの故障で無駄なコストばかりかかる結果になる恐れがあります。
そこでこの記事では、エコキュートを安全に長く利用するために重要となる基礎工事についてまとめます。エコキュートの基礎には、エコベースと打ち基礎の2種類がありますので、それぞれの特徴についても解説します。
目次
- 1. エコキュートの設置は基礎工事が重要!
- 1.1. エコキュートの設置で基礎工事が重要な理由とは?
- 1.2. 貯湯タンクの転倒防止対策は義務化されている
- 2. エコキュートの基礎にも種類がある
- 2.1. 打ち基礎(土間コンクリート)
- 2.2. エコベース(簡易基礎)
- 3. エコキュートの設置に打ち基礎を選択するメリット・デメリット
- 3.1. 打ち基礎のメリット
- 3.2. 打ち基礎のデメリット
- 4. エコキュートの設置にエコベースを選択するメリット・デメリット
- 4.1. エコベースのメリット
- 4.2. エコベースのデメリット
- 5. エコキュートの基礎工事の手順と工事費用相場について
- 5.1. エコキュートの基礎工事の手順
- 5.2. エコキュートの設置工事にかかる費用について
- 6. エコキュートの基礎に関する注意点について
- 6.1. 手抜き工事に注意しなければならない
- 6.2. 基礎工事が不要の場合もある
- 7. まとめ