収録内容
こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、北海道など、冬場の気温が特に下がる寒冷地域に住む方がエコキュートの導入を検討した時、購入するエコキュートの機種選びの際の注意点を解説します。
エコキュートは、エアコンにも採用されているヒートポンプシステムが組み込まれていることから、電気だけでなく大気中の熱を効率よく利用することで、お湯を沸かすときの光熱費を削減できるとされています。実際に、ガスをエネルギー源とするガス給湯器などと比較しても、日々の生活にかかる給湯コストは、半分~1/4程度(地域によって変わります)にまで削減できるとされています。ただここで気になるのは「大気中の熱を活用してお湯を沸かす」という点で、冬場の気温が極端に下がるような地域であれば、大気中の熱が利用できなさそうだしエコキュートは設置できないのではないか…と考える人が少なくないようです。また、導入できたとしても、光熱費は高くなるのではないかと考える人もいるでしょう。
実は、エコキュートの機種には、冬場の気温が極端に下がる場所でも設置できるよう、標準仕様とは別に寒冷地仕様が用意されています。標準仕様と寒冷地仕様のエコキュートは、基本的に機能面、性能面に大きな違いはないのですが、実際の機種選びの際には寒冷地仕様ならではの選び方があります。そこでこの記事では、寒冷地仕様のエコキュートを購入する場合の選び方などについて解説します。
目次
- 1. そもそもエコキュートにおける寒冷地の定義とは?
- 1.1. 寒冷地仕様のエコキュートは標準仕様と何が違う?
- 2. 寒冷地域に住む方がエコキュートを選ぶメリットとは?
- 2.1. ガス給湯器を設置するよりも給湯コストが安い
- 2.2. タンクに非常用水を確保できる
- 3. 寒冷地ならではのエコキュート利用時のデメリット
- 3.1. 積雪が多い地域の場合、雪対策が必要
- 3.2. 最低温度に限度がある
- 4. 寒冷地域に住む方がエコキュートを選ぶ際の注意点
- 4.1. 寒冷地仕様のエコキュートでもメーカーによって特徴が異なる
- 4.1.0.1. パナソニック
- 4.1.0.2. 三菱電機
- 4.1.0.3. 日立
- 4.1.0.4. ダイキン
- 4.1.0.5. コロナ
- 4.2. 設置環境によっては屋内用のエコキュートにすべき
- 4.3. 霜取りや雪かきなど一般地では不要な作業を覚悟する
- 4.1. 寒冷地仕様のエコキュートでもメーカーによって特徴が異なる
- 5. まとめ