収録内容
こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、電気代高騰に悩む方が増えている中、駐車スペースを活用して発電することができると注目されているソーラーカーポートの注意点を解説します。
ソーラーカーポートは、カーポート(簡易車庫)の屋根部分に太陽光パネルを設置した車庫のことを指しています。一般的に、住宅用太陽光発電は、屋根スペースを活用して太陽光パネルを設置するというイメージが強いですが、駐車スペースを活用した太陽光発電は、大掛かりな足場なども必要とせず最短1日で発電を開始できる手軽さから、ここ数年一気に導入するご家庭が増加しています。今まで単なる駐車スペースとして利用していた場所を活用して、電気を発電することができるようになれば、日々の生活にかかる電気代が削減できるようになるため、昨今の電気代高騰のことを考えると、非常に有効な光熱費削減対策とみなされているのだと思います。
ただ、ソーラーカーポートの注意点として、屋根スペースを活用した太陽光発電とは異なり、カーポートを設置するために建築確認申請が必要だという問題があります。カーポートへの太陽光発電の設置は、その他の太陽光発電などと異なり建築基準法の対象となるので、建築基準法上のさまざまな規定を遵守しなければいけません。そこでこの記事では、ソーラーカーポートを始めとした、カーポート建設時の建築確認申請について、申請が必要となる条件などを解説します。
目次
- 1. ガレージ、カーポート、ソーラーカーポートの違い
- 1.1 ガレージとは
- 1.2 カーポートとは
- 1.3 ソーラーカーポートとは
- 2. カーポート建設時に必要な建築確認申請とは?
- 2.1 建築確認申請が不要なケースもある
- 3. カーポートの設置で建築確認申請が必要になる条件とは?
- 3.1 建築基準法上の建築物に該当する場合
- 3.2 床面積が10㎡を超えている
- 4. 建築確認申請の流れについて
- 5. 建築確認申請をしなかったらどうなる?
- 5.1 建築基準法第6条の違反により罰せられる可能性がある
- 5.2 建築基準法第53条の違反により罰せられる可能性がある
- 5.3 家の売却時に不利になる可能性がある
- 6. まとめ