収録内容
こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、令和の住宅の新常識となり始めた「ソーラーパネル+家庭用蓄電池」という体制について、なぜこれほどまでに注目度が高くなっているのかを解説します。
太陽光発電システムは、日本国内の住宅業界で広く普及しており、今や新築住宅を建てる時には導入を検討すべき第一の設備と言っても過言ではない状況になっています。そして、昨今、太陽光発電と非常に相性の良い住宅設備として注目されているのが家庭用蓄電池です。家庭用蓄電池は、その名称から分かるように、ソーラーパネルで自家発電した電気を貯めることができる設備で、「ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせれば、日々の生活にかかる電気代を0円にすることも不可能ではない!」と、その光熱費削減効果が注目を浴びています。
実際に、日本政府も住宅の省エネ化を推し進めるため、家庭用蓄電池の普及を強く後押ししています。日本では、2050年カーボンニュートラルの実現が目標とされていて、そのためには住宅領域での省エネ化が非常に重要な要素となることから、蓄電池の導入などには手厚い補助金制度が用意されています。
そこでこの記事では、令和の家庭用電源の当たり前となるかもしれない「ソーラーパネル+蓄電池」という体制について、家庭用蓄電池の導入が増えている理由を解説します。
目次
- 1. ソーラーパネルと蓄電池の組み合わせが注目される理由
- 1.1 家庭用蓄電池の導入数は右肩上がりで伸びている
- 1.2 卒FIT対策として蓄電池を購入する方が急増している
- 2. 家庭用蓄電池のメリット
- 2.1 メリット① 太陽光発電がより効果的に使える
- 2.2 メリット② 停電時も電気が使用できる
- 2.3 メリット③ 格安の深夜電力を活用することができる
- 2.4 メリット④ 太陽光発電の自家消費率を高める
- 2.5 メリット⑤ 電気自動車と連携できる蓄電池がある
- 2.6 メリット⑥ 古くなったパワコンの交換ができる
- 3. 家庭用蓄電池の注意点
- 3.1 導入コストが高い
- 3.2 充放電により徐々に劣化する
- 3.3 自家発電した電気について、使える量に限度がある
- 3.4 使い方を間違うと売電価格が下がる
- 4. ソーラーパネルと蓄電池の組み合わせがおすすめの人
- 4.1 太陽光発電のFIT制度満了が近い人
- 4.2 オール電化住宅の場合
- 4.3 乳幼児や高齢者がいるご家庭の場合
- 5. 蓄電池選びのポイントについて
- 5.1 太陽光発電と連携可orスタンドアローンタイプがある
- 5.2 蓄電容量を確認
- 5.3 蓄電池の寿命を確認
- 5.4 特定負荷型か全負荷型か?
- 6. まとめ