収録内容
蓄電池は電気代の削減や停電対策になる、さらに太陽光発電と併用するとメリットがもっと大きくなるとして人気が高まっています。しかし、ネットなどの情報を見ると、「蓄電池を導入すると後悔する」という主旨の情報もチラホラ見受けられます。とてもメリットが多く死角はないように見える蓄電池ですが、ケースによっては後悔することもあるのでしょうか。
当記事では蓄電池を導入すると後悔するという「後悔説」の言い分やそれが事実であるのかどうかを解説し、その上で失敗しない蓄電池の導入パターンを提示したいと思います。これから蓄電池を導入しようかと検討している方にとってはとても気になる情報だと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
- 1. 蓄電池を導入すると後悔する?
- 1.1. 電気代が劇的に下がるというが…?
- 1.2. 太陽光発電との相性抜群だというが…?
- 1.3. 思っていたほどのメリットがないような…?
- 2. 蓄電池「後悔説」の言い分
- 2.1. 導入費用が予想以上に高い
- 2.2. 意外に知られていない維持コストや手間が発生する
- 2.3. 補助金を使えるとは限らない
- 2.4. 予想していたほど使わない
- 2.5. 蓄電池には寿命がある
- 2.6. 太陽光発電と併用していると発電量が低下することがある
- 2.7. 悪質な販売店、施工店がある
- 3. 蓄電池で後悔する人は、こんな人
- 3.1. 昼間の電力消費が少ない
- 3.2. 予算とコストパフォーマンスに対する見通しがあいまい
- 3.3. すでに節電のためにかなりの努力をしている
- 3.4. 停電が起きても気にならない/停電が起きにくい地域に住んでいる
- 3.5. マンションなどの集合住宅で設置スペースを確保しにくい
- 3.6. 初期費用が大きくなることを許容しにくい
- 3.7. 太陽光発電を設置しない、今後も予定がない
- 4. 蓄電池で後悔しない人、導入するべき人はこんな人
- 4.1. 電気代高騰への有効な対策にしたい
- 4.2. 太陽光発電と併用したい、すでに太陽光発電を導入している
- 4.3. 災害時の停電に備えたい
- 4.4. コストパフォーマンスをしっかり計算し、理解できる
- 5. 後悔しない販売店・施工店の選び方
- 5.1. 比較検討、相見積もりをする
- 5.2. 実績をチェックする
- 5.3. 状況に合った柔軟な提案が得られるか
- 5.4. リスク、都合の悪いことも説明してくれるか
- 5.5. 今だけでなく長期的な視野で付き合っていけるか
- 6. まとめ