オール電化住宅なので、昼間の電気代が高いです。
そこで夜に蓄電池に蓄電して、昼使えばいいのではないかと思うんですが、どうでしょうか?
ご質問はオール電化というよりは、電気の確保をどうすれば良いのかということのようです。
まず、オール電化では必然的に深夜電力の電灯契約になるというのは誤解です。
オール電化でも、普通の電灯契約と、普通の深夜電力の 2本立てもできます。
しかし、一般的には、時間帯別電灯契約が主流です。
なお、時間帯別電灯契約は、電力会社によって多少異なりますから、住んでいる地域の電力会社の規定を調べてみてください。
通常、時間帯別電灯は細分化されていますし、全体の料金の割引などがあります。
また、安い夜間電力を蓄電して、それを昼間使うというのは一見得なようですが、これも現時点では損をします。
確かにNaS蓄電池などはありますが、夜間電力で充電するためのものではありません。
これを考えるのなら、方法はただひとつ、太陽光発電の導入です。
太陽光発電は例えば3kWh程度であれば100万円前後で設置できて、1時間に30アンペア分の電気を蓄電することができます。
これなら蓄電池としての価値がありますし、電気代もかかりません。
つまりおっしゃる逆の発想をすることが大切で、昼間の太陽光発電のタダの電気を蓄電池に充電しておいて、それを夜に使うのが蓄電池の主なメリットなのです。
さらに太陽光発電で余った電気は売電で電力会社に買い取ってもらえます。