オール電化を導入している家庭と、そうでない家庭の一般的な電気代を教えてください。
ネットを見てもいろいろあってどれが正しいのか分かりません。
オール電化を導入している家庭やしていない家庭での電気代を知りたいということですが、まちまちなのは当たり前です。
その理由は、これらの正確な数字は分からないからです。
その住宅の広さ、部屋数、そこで生活をする人の数、さらにその年齢や生活スタイルで、個々の家庭が使う電気の量は大きく変わります。
また、オール電化とそうでない住宅での電気の使用量は、ガスをどれだけ使うか、灯油をどれだけ使用するかでも変わってきます。
さらにその住宅の構造が木造なのか、断熱構造なのかも電気には大きく関係してきます。
オール電化では、冬場の暖房にヒートポンプ式や蓄熱式を使っている場合と、そうではなくエアコンとオイルヒーターで暖を取るかでも電気代に影響します。
また、その住宅に太陽光発電があるかないかで、電気代は大きく変動します。
もちろん太陽光発電があるほうが電気代は格段に安くなります。
このようなことを踏まえたうえで、それこそ大雑把な電気料金について言いますと、平均的にはひとつの家庭で消費する電力は1日あたり8kW~10kWと考えれば無難なようです。
これが月に30倍になるのが電気料金になります。
また、オール電化で電灯契約を深夜と昼間にして、深夜に重点的に電気を使う用事を済ませれば、電気代は安くなるとも考えられます。