kVAって何の単位ですか?11kVAって大きいんですか?小さいんですか?
電気に関する用語には電圧を表すボルト(V)、電流を表すアンペア(A)と、容量を表すワット(W)、単位を表すキロ(k)があります。
ここでの11kVAはすなわち11キロワット(11,000ワット)という容量までは、電気が使えるということです。
なおこの数字は家庭用としては驚くべき大容量と言えます。
例えば東京電力の場合を例にしますと、最大で60アンペアが限度ですから。
これは電力の契約が二つあって、その一つは60アンペア、別の一つが50アンペアになっているのだと思います。
それならば基本料金が2倍になっているはずです。
そうだとするとメリットがあり、安い第一段階の料金とやや高い第二段階が適用されますから、二口契約であれば、それぞれが第一段階で120kWhずつ使えるので、使用量が月240kWhまでが安い料金になります。
使用する電気量がこれ以内なら一口に減らすことを検討してみましょう。
ただし、一度に使う電気が6kWを超えないかどうかを確認しなければなりません。
エアコンをつけ、複数のIHヒーターを使い、6000 Wの電子レンジも使うと、その値近くになる可能性があり、そこにアイロンを使うとブレーカーが落ちる可能性があります。
ですから、そのような電気の使い方をするのであれば、一口に減らさないほうが良いでしょう。