年々、価格の情報が下降傾向なのが気になります。
どこまで、下がるのでしょうか?これから、どうなるのでしょうか?
太陽光発電システムで作り出した電力は売電することができますが、2015年現在、その価格は出力制御対応機器がない場合で33円、出力制御対応機器がある場合は35円となっています。
出力制御対応機器とは太陽光発電システムの出力制御装置のことです。
出力制御装置は、発電量が需要を上まった場合、太陽光発電システムが発電しないよう制御する装置で、この装置を導入しているかどうかで、売電の価格が異なります。
この装置の有無によって売電価格が異なるのは、北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力といった需給制御が必要なエリアですから、該当エリアで太陽光発電システムを導入する場合は出力制御対応機器のことも検討する必要があります。
売電価格は、この数年の間で下がってきており、2009年で1kWhあたりの売電価格が48円であったところが、2011年に42円となり、2013年の38円となって、2014年に37円、2015年で出力制御対応機器がない場合、33円、出力制御対応機器がある場合は35円となっています。
売電価格はこれからも下がる可能性がありますし、売電のルールや補助金なども、年々異なっていますから、導入にあたっては現在の状況を確認するようにしましょう。