5月は売電量が一番大きいと聞いていたのに、4月の半分くらいでした。
おかしくないですか?
ご質問では4月の売電料金を参考にして、5月、6月が思っていたよりも少ないとのことですが、太陽光発電は12カ月のうちで、5月が一番多いという話もあれば、いや、そうではなく7月が一番多いという話もあります。
つまり太陽光という自然を相手のことですから、何月は多く、何月は少ないという比較は無理なのです。
また、太陽光パネルに使用されているのがシリコン系なのか化合物系なのかによっても発電量は異なります。
例えばシリコン系の太陽光パネルは暑い夏場になると発電効率が低下すると言われています。
しかし、これも必ずそうなるとは限りません。
そのほかに発電量は多くても、自家消費量が増えれば必然的に売電量が減りますから、売電量を増やすためには自家消費量の節減を考慮することも必要です。
さらに滅多にないことですが、太陽光パネルやパワーコンディショナーの不具合も考えられます。
晴天続きなのに発電量が少ないという場合には太陽光発電システムの点検をおすすめします。
このような中で一番売電量に影響するのは天候で、次に自家消費量、太陽光発電システムの不具合の順になります。
太陽光発電は単純に日射条件で発電量が左右されるとも言えますから、このケースでは5月、6月に晴天日が少なかったからではないでしょうか。