太陽光発電の導入に不安を感じています。
ローンで導入して16年、キャッシュで導入して12年でプラマイゼロと考えていますが、その考えでよろしいでしょうか?
おっしゃる中で気になるのが、現金払いで約12年、借金しても16年で償還可能という点です。
これは4年の開きがありますが、ソーラーローンの金利は4年分になるほど高くはありません。
標準的なソーラーローンであればそこまでの金利負担にはなりません。
また、12年というのは長すぎます。
ある程度以上の発電量がある太陽光発電であれば、売電収入でローン返済をでき、しかも場合によってはローンを早く完済できますから、10年未満というのが現段階の売電単価での試算です。
このための試算例をあげてみますが、これをご覧になれば納得がいくと思います。
それは、4kWhの太陽光発電システムを例にすると、細かい計算は省きますが、おおむね4kW×8時間×25日=800kW-200kW=600kW×35円=21000円-10000円=11000円+5000円=16000円-夜の買電3000円=13000円と言う計算例です。
補足しますと、この計算の条件は、太陽光発電システムが4kWタイプであること、実働時間が1日に8時間であること、月に30日ではなく、曇りや雨の日が5日はあること、家庭内で電気を使うこと、売電単価が35円であること、夜の買電料金が月に3000円であること、などです。