太陽光発電用ブレーカーと主電源漏電ブレーカーの接続方法はどんなものがあるのでしょうか?
太陽光発電システムでは単相3線式で受電点の遮断器の後に単相100V負荷と、単相200Vのパワーコンディショナが接続された場合など、負荷の不均等によって中性線に最大電流が流れてしまう場合があります。
そのため、ブレーカー(遮断機)を設置しますが、ブレーカーとの接続方法は主電源漏電ブレーカーとして3P3E型の中性線欠相保護付き漏電遮断器を利用し、太陽光発電用ブレーカーとして3P3E型または3P2E型の漏電遮断器を利用するタイプ、主電源漏電ブレーカーとして3P3E型の中性線欠相保護付き漏電遮断器を使用し、太陽光発電用ブレーカーとして3P3E型または3P2E型を使用する2タイプがあり、どちらで接続するかについて所轄の電力会社に確認の上、接続方法を決めることになります。
太陽光発電用漏電ブレーカーの容量などはパワーコンディショナのメーカーによって、太陽光発電用漏電ブレーカーは最低30mA以上などと指定されているため、太陽光発電用漏電ブレーカーの接続方法については詳しくはパワーコンディショナのメーカーに確認してみてください。
主幹漏電ブレーカーについては、一般的に(定格出力電流)×(安全率)×(パワーコンディショナの台数)で計算されるようです。
最適なブレーカーについても同様にパワーコンディショナのメーカーに確認してみてください。