太陽の光でなぜ電気が作れるんでしょうか?熱なら分かりますが。
太陽光発電でどうして電気ができるのかは不思議だと思われるでしょうが、実は太陽の光には、電気の性質(エネルギー)が含まれているのです。
なお、同時に熱エネルギーも含まれているので、太陽が照ると温かいのです。
この太陽光の電気は、半導体という物質に吸収されると、その半導体からプラスとマイナスの電流が発生することが発見されました。
発見当時は、その電流が微弱だったので、これでは実用にならないと思われていましたが、いろいろと半導体の性質を持つ物質で研究をした結果、シリコン(珪素)が最適だとわかったのです。
太陽光から電気を取り出す。
これが原理です。
そして、この取り出す効率を発電効率と言い、大体20%程度までは可能になり、10%から実用になるので、現在市場にある太陽光パネルは10%以上の発電効率を持っています。
実際の発電の仕組みは、半導体に太陽光が当たると、どの中にある電気成分に半導体が反応し、それを吸収します。
電気は+と-からできているので、半導体が吸収した光の電気を+と-に流れるように電極をつくります。
そうすると、太陽光の電気は+側から-側へ移動し、この移動する電気の流れ(電流)が直流電気になります。
実際に使用する時には家庭用の交流電気にする必要があるので、それを変換するのがパワーコンディショナーです。