太陽光発電システムで発電量を示す単位だと思うのですが、わかりやすい説明がほしいです。
また、周辺機器のパワーコンディショナーは、どんな役割があり、発電コストの計算法も教えてください。
kWとkWhという単位は太陽光発電システムで発電量を示す単位で、kWとは太陽光発電システムの瞬間発電量のことを示します。
そしてkWhとは一時間あたりの発電量を示す単位です。
ですから太陽光発電システムの発電量が10kWhといった場合は、一時間の発電量が10kWということになります。
太陽光発電パネルで作成された電力は直流のため、100Vの交流電流を使用している住宅内では、そのままでは利用することができません。
太陽光発電パネルで作成された電力を住宅内で使用するには、電流を直流→交流に変換する必要があります。
その電力の変換を行うインバーターがパワーコンディショナです。
パワーコンディショナはそのほかにも太陽光発電システムが作り出した電力を安定させたり、余剰電力を送電線に流したりといった電力の管理を行っています。
発電コストは、システムの耐用年数が10年のとき、1年間の発電コストは単純には((初期導入費+メンテナンス費)/10年)/1年間の発電量といった数式で求められますが、補助金を利用した場合はさらに初期導入費から補助金を引くことになります。
また屋根と一体型の太陽光発電パネルを利用した場合は、固定資産税もかかります。
発電コストについては実際に導入しているシステムの内容によって計算方法が異なります。