ダブル発電とはどういう意味ですか?ガスを使わなくてもダブル発電になるんですか?
ダブル発電とは、太陽光発電とエネファーム、エコウィルなど方式の異なった発電を組み合わせて家庭に電気を供給することを指します。
太陽光発電は昼間、太陽の光で発電し、夜間はガスを利用しての発電になるので電気の自給率が高まります。
ただしダブる発電では、家庭で発電した電気を売電できる太陽光発電の売電単価は下がります。
また、蓄電池やEVと太陽光発電の併用がダブル発電扱いになることもあります。
太陽光発電が太陽光の電気エネルギーを利用するのに対し、エネファーム、エコウィルはガスを利用しますが、エネファームはガスに含まれている水素と空気中の酸素を結合する仕組みで発電します。
ちなみにこの仕組みはスペースシャトルに使われた発電技術をベースにしています。
また、エコウィルは、ガスを燃料とする発電装置(エンジンのようなもの)で電気を作ります。
以上がダブル発電の定義で、その理由は、このように太陽光発電とガスを使う発電があれば、昼夜や天候に左右されないでいつでも発電が可能なので、電気の自給自足が可能になるということです。
ただし、実際には例えばエコウィルは長期間のフル稼働が難しいなどに加えて設備コストが高価などの理由で、ダブル発電が一般家庭に普及するにはクリアしなければならない課題がいくつかあります。