太陽光発電はどのようにして太陽光から発電するのですか?
太陽光発電の発電の仕組みは簡単で、もともと太陽光に含まれている電気の性質を利用します。
その利用の仕方は、例えばp型とn型という性質を持っている半導体に太陽光を吸収させて、そこからプラス、マイナスの直流電力を取り出します。
この装置が太陽電池で、1個の太陽電池が発電する電力は微少ですが、これをたくさん連結すれば、1m四方程度の面積の太陽光パネルで200W以上の電力が得られます。
この太陽光パネルを10枚連結すると2kWhという大きな電力になるのです。
ちなみに2kWhという電気は100Wの電球を20個点灯させる電気の量です。
これでお分かりかと思いますが、考えてみれば不思議なことではなく、太陽を中心とする太陽系宇宙のみならず、無数に存在する恒星からは強力な電波が発信されているのです。
ですから太陽系ひとつを例にしてみても、その宇宙全体には電気が存在し、それが地上から見えるオーロラになったりします。
また電気が地球にある証拠が北極と南極で、磁場はすなわち電気を持っているのです。
ちなみに私たちの身体にも電気が存在していて、例えば脳波などは極く微弱な電流なのです。
また、冬の乾燥した時には身体が帯電現象を起こすので、静電気が起きて、ピリッと火花がでることを経験した人は多いでしょう。