太陽光発電で電気自動車の充電をしたいと思っています。
太陽光発電を導入するにあたり、どれぐらいの規模の仕組みを導入すればいいか教えてください。
EVに充電するためには、理論的に言えば、100V30Aに匹敵する太陽光パネルが必要で、ワットにすると3kWになります。
つまり3kWh規模の太陽光発電システムが必要ということになりますが、バッテリの容量も3kWが必要で、インバータ(パワーコンディショナ)も3kWの容量が必要になります。
しかし、ロスなどを考えると3kWh以上でないと、十分な充電は望めないと考えられます。
なお、EVのバッテリに充電するのは家庭用の100Vケーブルで十分です。
ここで注意が必要なのは、EV用に充電するのに必要な電気の量は当然消費されてしまいますから、その分だけ売電量が少なくなることです。
これは致し方のないことで、例えば3kWhを単価35円で売電すれば5時間として、500円ほどの売電量がEVの充電に使われてしまいます。
これを街中のソーラー充電料金と比較して、どちらがお得かということになります。
しかし、ソーラー充電ステーションは今のところ数が少ないので、実際には自宅での充電ということになるでしょう。
いずれにしても、EVの充電は自宅、それもカーポートでと言うのがこれからの常識になるでしょう。
なお、和上ホールディングではこのためのカーポート太陽光発電の設置も取り扱っております。