太陽光発電はCO2削減になるというのは本当ですか?
はい、本当です。
むしろ太陽光発電はCO2削減のためにあるようなものだという考え方もあります。
発電の仕組みは燃料を使って水蒸気で発電モーターを回す火力発電がありますが、その燃料となる石炭や石油、LNGなどの化石燃料が燃える際に大量のCO2を排出します。
ところが、太陽光発電は根本的に発電の仕組みが異なり、太陽光を電気に変えるのにこのような発電モーターを必要としません。
ですから化石燃料を使わないので、当然CO2も排出しません。
これが太陽光発電がクリーンエネルギーと言われる理由です。
ただし、実は太陽電池を製造する時に大量の電気(火力発電の電気)を必要とするから、太陽光発電は間接的にCO2を排出するという説や意見があります。
しかし、これは一概にそうだとは言えません。
なぜなら、太陽電池の製造に必要な電力はそれほど多くはないからです。
もちろんこのような説や意見も確かなことは事実ですが、太陽光発電で削減できるCO2の量は、太陽電池製造に必要な電気のCO2よりもはるかに大きいのです。
したがって、やはり太陽光発電はCO2削減に大きく寄与すると考えられますし、もし、そうでなければ世界各国はどこも太陽光発電の推進に取り組まないでしょう。