現在、自宅の屋根(南側)に4kWのパネルを設置しています。
おそらく今後、発電効率はUPすると思います。
たとえば数年後に5%効率がUPしたとします。
その際、南側を2kWに取り換え、東と西側に1wずつを設置したとします。
現状と、数年後に設置するものとの発電量の違いを教えてください。
4kWは2kW+1 kW+1kWですから、4kWの太陽光発電と言う点ではどちらも同じです。
これは発電効率が同じだと言う前提がありますから、将来発電効率が5%アップしたとすれば、その分だけ発電効率も高くなる計算ですが、現実の問題として、今ある太陽光パネルの発電効率が近い将来に5%もアップするということは無理な話です。
太陽光パネルの発電効率で5%は極めて大きな数字だと考えましょう。
ただし、現在の太陽光発電が10数%の発電効率なので、これを20%台のものにするということなら、5%は問題が無い数字です。
ちなみに研究・実験レベルでは、発電効率が30%ということもありますが、市販されている製品では、そこまでは高くありません。
以上が、このご質問への回答になりますが、太陽電池の発電効率アップに関する研究・開発は世界各国でたゆまずに進められており、30%レベルの太陽光パネルが実用化される可能性は残されています。
そうなると、今までの太陽光発電に対する評価も大きな変化を見せるでしょうし、その使い方も広がります。
例えば最近太陽光発電で飛行するソーラー航空機での世界一周が注目されていますが、プロペラと次はジェット、ジェットと並行してソーラーという時代が来るかも知れません。