太陽光発電の設備容量は、具体的にどういう計算をすればいいんでしょうか?
太陽光発電の設備容量を計算するにはどうすればいいかということでは、計算方法の基礎になるのは、日照時間です。
例えば太陽光パネルが受光する日照時間が年間の8760時間に2000時間程度などという数字を使用します。
なお太陽光パネルの受光量はサインカーブを描くので、12時間が晴天としてもその間中同じ量の太陽光を受光してはいません。
したがって、例えば5kWhの太陽光発電システムだとして、朝の7時から太陽光を受光しはじめたとして、それが夕方の5時まで続くとすると、10時間の稼働になりますが、では単純に5kW×10時間だから50kWの発電容量があるかといいますと、科奈良市もそうではないのです。
ただし、一般的にはこのような場合に太陽光パネルのサインカーブは計算に入れないのが普通です。
と言いますのは厳密にはこのサインカーブはいつごろかがピークなのかなどが一定していないからで、また、これを計算に利用すると計算がややこしくなるからです。
したがって太陽光発電の設備容量を計算する時には、システムの規模に単純に日照時間をかけるのが一般的だと言えます。
また年間発電量を計算する際には1kWは1000kWと大雑把な単位を使います。