導入するにあたって、効果のある発電容量は、最低何kWくらいですか?
住宅用太陽光発電パネルを導入するとき、設置容量をどのくらいの容量にしなければならないという決まりはありません。
太陽光発電パネルは数社のメーカーが製造・販売しており、メーカーによって数種類のものを製造していて、2kWくらいからのパネルを販売しているため、2kWくらいからでも設置することができます。
しかし太陽光発電システムを導入するときの設置容量については、補助金や発電量を考えて容量を決めた方がよいでしょう。
太陽光発電システムの導入には百数十万円~の大きな費用がかかります。
地方自治体などの補助金を利用すれば、導入費用を抑えることができますが、この補助金の金額は、設置容量によって決められており、容量が小さい場合は補助金なしになる場合もあります。
そのため、設置容量によって補助金をどのくらい利用できるのか確認しましょう。
設置容量が少なければ、当然ですが、発電量も小さくなります。
発電量が小さいと太陽光発電システムのメリットを感じにくくなります。
住宅用太陽光発電システムの場合、余剰電力を電力会社に売ることができますが、発電量が小さい場合は売電することができない場合もあります。
太陽光発電システムで作りだした電力を売電して収入を得たいと考えている場合は、設置容量をある程度大きくすることを検討することになります。