発電量を測定するデーターロガー等の発電量の表示、測定方法について、詳しく教えてください。
データローガに記録されたデータはパソコンに取り込み、EXCELで加工することができます。
EXCELを利用すると、グラフを並べて発電量と消費量の比べることができるため便利です。
お試しください。
データローガに記録されている発電量のグラフの単位はkWです。
記録は秒単位、分単位にすることができますが、このとき設定する単位によっては、実際の発電状況と誤差が生じます。
というのも、計測単位を1分にしたとき、その1分の間にも日照状況が変わり、発電量が変化するためです。
そのため計測単位を1秒単位にすれば誤差を少なくできますが、発電量の変化は激しくなります。
もうひとつ、データローガには瞬間の発電電力が表示されますが、これは最大能力の参考値です。
太陽光発電システムのカタログなどに表記されている発電量は、太陽光発電パネルの表面温度が25度のときの値を表記しています。
そのため実際の状況によってはどの通りの値にはならず、データローガに表示される値も太陽光発電システムのカタログなどに表記されている数値とは異なる数値になります。
そのため、データローガの記録については、瞬時値×秒数を計算して1時間あたりの発電量kWhを見て、判断した方がよいと思われます。