太陽光発電は、どのくらいの費用が掛かって、どのくらい節約になるんですか?目安などはありますか?
太陽光は自然からの贈り物ですから、時には気まぐれもあります。
一方で家庭内で消費する電気の量はある程度一定でしょう。
そこで、まずは一定である家庭内での消費電力を知ることが先決になります。
一般的には標準家庭での1日の消費電力は8~10kWと考えられます。
そうすると太陽光発電はそれ以上は必要と言うことになり、さらに売電収入で太陽光発電システムの購入費を10円以内で完済するために必要な売電量を考えることになります。
売電価格は現在は1kW当り33~35円ですから、これを33円で考えましょう。
また太陽光発電の導入費用はすべてをコミコミで1 kW当たり35万円と言うのが相場です。
これらの条件で試算しますと、4kWクラス以上の出力がある太陽光発電システムの導入が望ましいと言えるでしょう。
3kWクラスでも元を10年間電力とることは可能かと思いますが、一応は安全圏は4kWクラスです。
このクラスの太陽光発電システムを導入する家庭は多いようですが、それがこの条件を満たす基準だとも考えられます。
なお。
本格的に太陽光発電の売電収入を得たい場合は、太陽光パネルを設置できるスペース次第ですが、5kW以上9.99kWまでは可能ですが、これはスペース次第ということになります。
ちなみに太陽光発電を導入するならば住宅をオール電化にすることをおすすめします。
これは結果的にはかなりの電気代節減になることが多くの家庭で実証されていることです。