うちで使っている電気代は月々1万円くらいです。
太陽光発電を導入するなら、どのくらいの容量がいいのでしょうか?
ご質問の電気代が月に1万円というのは、例えば東京電力の電気料金を1kWh当たり25円とすると400kWを消費している計算ですから、1日にすると13kWを消費していることになります。
これは標準より多いようで、一般的には1日に多くても10kWですから、まずは電気のじょうずな使い方を検討しましょう。
そこで太陽光発電を導入しての売電料金ですが、平成27年度は1kW当り単価が33~35円です。
これをベースにして付き1万円の電気代をチャラにするには33円で計算すると単純に300kWは売電しなくてはなりません。
300kWは1日にすると10kWですが、晴、雨、曇りや雪を考慮すると大目にみても月に25日間は太陽光発電が発電しなければなりませんから、これを15kWとしましょう。
15kWを太陽光が照っている時間が1日に8時間とすると大目にみて2kW規模の太陽光発電が必要になります。
ただしこれは単純計算であり、実際には最低で3kWは欲しいところです。
そうすれば年間の発電量は3,000kWhになり、電気代はチャラになるでしょう。
なお、この計算に売電は含まれていません。
売電をするなら最低でも4kW規模の太陽光発電システムが必要になると考えましょう。