導入費用や使用年数を考えれば、設置後のメンテナンスが必要かと思いますが、年間費用として考えるべきですか?
住宅用太陽光発電システムは、作り出した電力を住宅内で使用し、余剰電力を電力会社に売って売電収入を得ることができます。
太陽光発電システムが一番電力を作り出す昼間に不在となる場合は、発電した電力は余剰電力して電力会社に売電されて売電収入が得られますが、どのくらいの売電収入を得られるかについては、太陽光発電システムの設置容量と発電量に比例します。
太陽光発電システムのメーカーの中には、屋根の向きや設置容量、地域、オール電化などの条件を指定して、発電量や売電収入の見込みをシミュレーションできるコンテンツを用意しているところがあります。
そのようなコンテンツを利用して発電量と売電収入の見込みを確認し、そのくらいの容量を設置すれば導入費用を何年で償却できるのか確認してみてください。
償却を考える場合に考慮しなければならないのが、税金とメンテナンス費用です。
太陽光発電システムで得られた売電収入は雑所得として年間20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。
またメンテナンスは、太陽光発電システムのメーカーでは設置して1年後と4年後にメンテナンスを行うことを推奨しています。
そのメンテナンス費用も考慮して計算をしたほうが、より正確なコスト計算結果となります。