太陽光発電発電は、どういうふうに屋根に取り付けるんですか?
太陽光パネルを直接屋根に取り付ける方法もありますが、通常は架台という装置を屋根に取り付けて、その上に太陽光パネルを設置します。
この設置工法はいくつかあり、屋根の材質や形状によって工法が変わります。
架台を屋根に取り付ける方法を文章で示すのは難しいのですが、つまるところは屋根瓦に穴を開けるということになります。
架台の形状は台と言っても箱のようなものではなく、どちらかと言えばフレームのようなもので、それを屋根瓦を通して屋根材にネジで止めます。
もちろんそれだけでは雨水が穴から侵入する恐れがありますから、防水材で穴の周囲をきっちりと塞ぎます。
したがって、屋根の上にすべての架台が取り付けられた様子は、いわばアルミ材などのフレームが碁盤目のようになっていると考えてください。
ちなみにこの形状が碁盤目の道のようなので、英語ではArrey(アレイ)と呼びます。
アレイとは一般的には何枚かの太陽光パネルが連結された状況を指しますが、太陽光発電では、太陽電池、その集合体が太陽光パネル(モジュール)で、太陽光パネルの集合体がアレイになります。
なお、コンクリートの平面屋上などに架台を設置する時には、コンクリートの基礎打ちを最初におこないます。