パネルの使用年数の短さや経費を考慮しても、二酸化炭素削減への貢献はできるのでしょうか?
太陽光発電システムは、化石燃料を燃やし、その熱で発電をする火力発電などと異なり、エネルギーを産み出す基になるものが太陽の光のため、CO2を排出しないクリーンでエコなエナルギーを作り出します。
そのため普及が進むことによってCO2の削減に貢献ができますが、住宅用太陽光発電システムは補助金などを利用しても導入費用に100万円以上の費用がかかるため、誰でも簡単に導入することができるものではありません。
またCO2は住宅だけでなく企業でも多く排出していることから、企業で利用される大きな大電力を天候などで発電量を左右される太陽光発電システムで賄っていくことができるのかが問題で、そのため発電によって抑制されたCO2と同じになる年数については予測が難しい状態です。
太陽光発電システムの機器のひとつである太陽光発電パネルは、稼働部分がないことから、故障が少なく、メーカーによっては長期の保障をしているところもあり、耐用年数は20~30年と云われています。
しかし、パワーコンディショナなど、その他の機器については、一般の家電製品と同じく故障のリスクがあり、耐用年数は10年くらいといわれています。
しかし太陽光発電システムの実際の耐用年数は、設置状況などによって異なり、耐用年数以前の故障してしまう場合もあれば、耐用年数以上に持つ場合もあります。