ガスをずっと使い続けた場合、太陽光発電を設置しても意味ないですか?光熱費節約効果はあるんでしょうか?
太陽光発電を導入したが、ガスは従来通り使用している場合、熱源はガスですから太陽光発電のメリットは関係ありません。
しかし、例えば1日に30kWh以上の発電をするシステムだと、そのうちの20kWh以上を売電に回すことができ、単価が35円だと700円ほどになります。
一方で太陽光発電が稼働している時間を8時間としますと、その間の電気代が0円で、これは 1kWhを25円とすれば200円分は電気代を削減することになります。
つまり700円+200円=900円の電気代が節減できる計算になります。
しかし、ガス代はかかりますから、その分は出費になります。
そこで、いっそのことガスを止めてオール電化にされることを提案します。
オール電化で電気を使うのはエコキュートですが、これは夜間料金を使えばぐっと電気代はやすくなりますし、床暖房にすればエアコンの暖房費よりも電気代が安くなります。
ですからオール電化にすれば、先に述べた900円の電気代の節減以上の光熱費削減が可能になるでしょう。
オール電化は電気代が高くなるというのは、電気の無駄遣いが大きく影響しているのです。
オール電化と太陽光発電はとても相性の良い組み合わせであると言われているのは、このためです。
ガス代をゼロにするのに加えて、電気料金がグロス契約で安くなるというメリットもあります。