設置に使われている金具は、スーパダイマらしいのですが、雨に強いアルミ製でないのが不安です。
大丈夫でしょうか?
スーパダイマは亜鉛を主として11%のアルミニウム、3%のマグネシウムが含まれたメッキと、シリコンといったネッキ層を持つ鋼板のことで保護皮膜により耐食性に優れているといわれ、太陽光発電システムの架台のほか、住宅資材向けの軽量形鋼や屋根エアコン室外機の底板などに使われています。
スーパダイマは錆に強いことが知られている資材で、高い耐食性があるということで知られています。
そのため2ヵ月で錆が発生したというのは、もらい錆ではないでしょうか?もらい錆とは工事などによって表面に付着した微細な鉄粉が雨水などによって錆びてしまう現象のことで、スーパダイマに限らず、もらい錆は錆びにくい金属として知られているステンレスなどでもよくおこります。
もらい錆は市販の清掃用薬品などでこすり落とすことが可能で、こすりおとしてそれでも錆が消えない場合は、金属自体が錆びてしまったということになります。
現在の状況をはっきりさせたいという場合は、業者にメンテナンスを行ってもらってもよいかと思われます。
太陽光発電パネル自体は可動部分がないため、10年保証を行っているメーカーもありますが、それ以外の部分については実際の状況によってメンテナンスが必要であり、故障する場合もあります。