太陽光発電パネルを設置している住宅を眺めていると、どのように屋根とパネルはつながってるんだろうか?といつも疑問に思っています。
どのようにして設置してるのでしょうか?
メーカーはそれぞれの太陽光パネルに合った、専用の取付金具を使用しています。
また、金具は屋根の下地材や垂木に木ネジで固定します。
さらに、パネルの裏側で結線するものもあり、カバーで隠してあるので、下からは見えにくいのです。
多くの場合、太陽光パネルを結合する結線には施工業者は気を配るものです。
それは太陽光発電システムの性能とは別に設置した美観がユーザーの気にするポイントだからです。
いくら性能が良いからと言っても、見た目に美観が損なわれると興ざめです。
そこで、これはメーカーによりますが、あるメーカーの場合は、先に述べたようにすべての結線や配線が外から見えないような方法を採用しています。
整然と並んできれいに見える太陽光パネルが、近づいて下から見たらワイヤーがヒゲのように見えるのでは、いささか幻滅してしまいますね。
そこで、極力外からは配線類が見えないような工夫をするのですが、これはまさに日本人の匠の精神と繊細な美的感覚で、この精神と感覚はさまざままなケースで世界中から高い評価を受けているのも頷けます。
通常の場合、太陽光発電は住宅の大切な部分である屋根の上にありますから、遠くからの見た目も大切ですが、近くで見た時のきれいさも無視できません。