太陽光発電のコスト計算はメンテナンスにかかる費用をあまり考慮してない気がします。
メンテナンスは必要ないんですか?また、メンテナンスしなくても耐久性や寿命に問題はないんですか?
太陽光発電パネルは、汚れやほこりがつくと発電能力が5%程度低下します。
しかし屋根に登って掃除することは簡単にはできませんから、雨や風で流されるのを待つことになります。
次に、太陽光パネルの耐久性と製品寿命はどれくらい?については、現時点では太陽光パネルの予想寿命は20年以上とされています。
また、その他周辺装置の製品寿命はどれくらい?についてですが、パワーコンディショナーをはじめとするその他の機器は寿命が10年程度と考えられます。
したがってメンテナンスでは、15年に一度の割合でパワーコンディショナーを交換するのが望ましいでしょう。
太陽光発電が何年でもとが取れるか?については、取り付けた太陽光発電システムの発電規模で異なりますが、例えば4kWh以上のシステムで、購入時の価格が妥当なであれば、10年以内、早いと7年で購入費用が回収されるでしょう。
ちなみに稀には当り外れがあるかもしれませんが、少なくとも2~3年でダメになるようなことはまず無いというのが一般的な認識です。
むしろ10年以上は大丈夫だと考えるほうが正解です。
太陽光発電の寿命は今のところ何年という数字はでていませんが、中には設置後に部品交換はあるとしても50年以上正常に作動しているという例もあります。