どうしてこんなにたくさんのメーカーがあるのですか?
何にでも言えることですが、これを製品化すれば売れて利益が出るとなると、多くの会社がその製品を生産し、販売します。
これが自由経済社会の常で、太陽光発電も多くの需要があると見込んで多くのメーカーが誕生しました。
ただし、特殊な分野ですから、そう簡単に太陽電池や太陽光パネル、パワーコンディショナ―やパワーモニターその他の機器を生産できるというわけにはいきません。
特許の問題もあり、メーカー各社は独自で研究開発をして、それぞれが独自の太陽光発電システムを製造しています。
その一方で、アセンブラーと言われるメーカーは、太陽光発電システムのパーツをそれぞれのメーカーから購入して、それに工夫を加えて自社ブランドで販売しています。
どうして数多くのメーカーがあるのかと言う理由は、太陽光発電が儲かると考えているからですが、過当競争が激しくなったり、原材料のコストが上昇、あるいは入手が困難になり、業界から消えていくメーカーも数少なくありません。
また、価格を下げるのにも限界がありますから、メーカーが多いことはユーザーには選択肢が広がり、しかも価格が安くなると言うメリットがありますが、安かろう悪かろうという製品には手を出さない方が賢明です。