京セラやシャープは国内メーカー、カナディアンソーラーは外資ですよね。
作られている国によって安全性の違いはありますか?
安全という言葉の解釈によりますが、海外のメーカーでも日本に現地法人を設立している場合は、国産と考えられますし、国産であっても太陽光パネルの要である太陽電池を輸入しているメーカーもあります。
つまり言い方を変えると、太陽光発電では国産も外国産も変わりはないと考えられます。
海外から外国産が日本市場に参入した当初は、太陽光パネルの仕様などが日本の気候風土とマッチしないというハンデもありましたが、今ではそのようなことは無いと考えられます。
しかし、事がアフターケアとなると、国産のほうが対応がしやすいのは言うまでもないことです。
ただし、多くの場合、アフターフォローは太陽光発電の販売施工会社の問題になります。
なお、純粋に外国産の太陽光発電システム一式を輸入するようなことは無いと考えられます。
それは交流電気の電圧や周波数が世界各国では異なるからです。
ですから、純粋に太陽光発電システムのすべてを海外から輸入して、それをマニュアルにしたがって施工するようなことはお勧めできません。
それは先にも述べたように、太陽光パネルの形状が日本の住宅仕様にマッチしないケースが考えられるのと、交流電圧や周波数が各国でまちまちだからです。
電気はデリケートな生き物と考えましょう。