太陽光パネルは南面以外の屋根にも設置できますか?
太陽光パネルは北面以外ならどの面にでも設置することができます。
例えば東面や西面の屋根などにも設置されている事例は多くあります。
同時に大切なのは傾斜角で、これは約30度の時がベストとされています。
実際には発電量が東西それぞれ45度の方位では約5%、真東・真西でも約15%しか低下しません。
また、南北に細長い日本では地域により発電量が異なりますが、南の地域だから発電量が多いということではありません。
このようなことから、和上ホールディングスでは、太陽光発電の導入を検討あるいは希望されるお客様のご自宅を事前に検分させてもらうようにしています。
住宅に関する図面はもちろん必要ですが、太陽光発電の設置は実際の現場の状況次第で決まると考えましょう。
つまり、どのような太陽光発電システムでも、屋根の形状次第でそのトータルの出力が変わってきますから、多くの設置例で、5kWや4kWなどというピッタリの出力ではなく、5.12kWになったり、あるいは4.85kWになったりします。
ちなみに屋根全面が南面というような太陽光発電に理想的な住宅は無いと考えられますから、北面以外の東面や西面あるいは東南や西南面の屋根を利用するのです。