営業の方に説明は聞いたのですが、いまいち内容が分かりづらく、具体的な事例でふまえて教えて頂ければと思います。
住宅用太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルを主に屋根に設置しますが、設置の方法は、屋根の形状や屋根の方位、屋根の勾配によって異なります。
また太陽光発電パネルは複数のメーカーが製造販売しており、1つのメーカーでも複数の型を用意しているため、太陽光発電パネルの種類は多様です。
そのため太陽光発電パネルのメーカーや型によって設置方法が異なります。
例えば、瓦屋根とストレート屋根に太陽光発電パネルを設置する工法にアンカー工法がありますが、この工法では、屋根に穴をあける場合があります。
一方、瓦屋根に太陽光発電システムを取り付ける支持瓦工法は、屋根に穴を開ける必要がないため、瓦屋根の場合のおすすめされる工法ですが、その分工事費はアンカー工法に比べて高くなります。
工法によっても工事費が変わるため、一概に工事費がいくらとはいえませんが、経産省 資源エネルギー庁が発表した2012年のデータによると、工事費も平均費用は、太陽光発電システムの設置容量kWあたり、74,609円で、設置容量kWあたり、最低額は1円、最高額は363,478円となっています。
太陽光発電システムの工事費は業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを取り、比較・検討することをおすすめします。