目にする住宅に設置されているパネルを見ていると、形も設置の仕方もいろいろあるように思います。
どんなものがあるのか教えてください。
住宅用太陽光発電システムを導入するとき、太陽光発電パネルの設置方法は、屋根の形状や、パネルのメーカーや型などによって異なります。
例えば、太陽光発電パネルの設置方法でよく利用されている設置工法としてアンカー工法があり、屋根が瓦屋根でも、スレート屋根でも対応しています。
しかし瓦屋根の場合には支持瓦工法といった工法があり、この工法では屋根に穴を開ける必要がないため瓦屋根の場合は、メーカーが推奨している場合があります。
そして、工事費は支持瓦工法の方が高くなります。
そのほか、屋根の形状、屋根の方位、屋根の勾配によっても工法が異なります。
太陽光発電パネルは複数のメーカーが製造、販売を行っていますが、メーカーごと、そして型ごとに性能や形状、重量などが異なるため、その住宅に適切な太陽光発電パネルを選びだすことが大事です。
太陽光発電システムの導入については、もっとも検討しなくてはならないのは、どのくらいの容量を設置したいのかということになります。
住宅用太陽光発電システムでは余剰電力を売電することができるため、設置容量によって売電による収入も異なってきます。
なお、業者によっては、導入方法が異なる場合があるため、複数の業者に見積もりを取り、説明をよく聞いた上で、判断することをおすすめします。