太陽光発電に、天気の影響は大きいのでしょうか?
太陽光発電はお天気次第と言えます。
こういうと話が終わってしまいますが、天気には明るさ、温度、湿度などが関係します。
もちろん快晴であれば太陽光発電は十分に発電しますが、気温が高くなりすぎると逆に発電量が下がることもあります。
また、快晴で、やや寒い時に発電量が増えます。
曇りでは程度によりますが、通常の5分の1程度に下がり、雨の日には20分の1まで下がるというデータもあります。
これは実際に太陽光発電を導入して、毎日の発電状況と天候を見比べてみることが大切で、確かに事前のシミュレーションはできますが、それはあくまでも机上の計算的な要素が含まれます。
したがって、事前のシミュレーションはした方がベターと言えますが、その結果が良くても悪くても、実際に太陽光発電を設置しないと実測値を得ることはできません。
また、同じ「晴」でも、快晴と晴とでは明るさが違いますし、曇りでも薄曇りと本曇りがあります。
さらに、特にシリコン系の太陽光パネルにありがちなのは、猛暑など気温が高温になると、太陽光パネルがダウンしかけて、発電量がかなり低下したりもします。
このようなことから、太陽光発電が受ける天気の影響は一概には言えない部分があります。
しかし、屋外で太陽光が完全に遮られている場所でなければ、発電量がゼロになるということはありません。