ネクストエナジー様による勉強会が開催されました。

ネクストエナジー様による勉強会が開催されました。

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社様による勉強会がありました。同社は自然エネルギーの普及を事業の軸として推進する環境ビジネス企業で、再生可能エネルギーのさらなる普及という大きな志に裏づけられた開発力には定評がある実力派メーカーです。
今回の勉強会では、同社が開発、提唱している太陽光発電とカーポートが融合した画期的な製品「デュライト」についてのご説明をいただきました。

カーポートとは、自宅や駐車場にある屋根のことです。よく戸建て住宅の軒先やモータプールなどに設置されているのを目にしたことがある方は多いと思います。
和上ホールディングスは住宅設備の販売、施工会社として以前からカーポートの取り扱いがありましたが、今回の勉強会で俎上に上がったのは太陽発電の機能を備えたカーポートです。簡単に表現すると、カーポートの屋根部分に太陽電池が設置されていて、駐車しているクルマを雨や直射日光から守りつつ発電できるというものです。ネクストエナジー様は太陽光発電システムの開発を手がけているので、「太陽光発電メーカーが作ったカーポート」というわけです。

この「デュライト」シリーズには、住宅用と産業用があります。住宅用は戸建て住宅に設置するカーポートなのでイメージしやすいと思いますが、産業用というのは大きな駐車場に設置する屋根をイメージすると分かりやすいと思います。同社の高い開発力により、住宅用と産業用の両方に対応できることも強みだと思います。

勉強会で感じたユニーク性、素晴らしいと感じた点をいくつかご紹介しましょう。まず画期的だと思ったのが、両面パネル発電です。カーポートは空からの直射日光を遮るのが主な役割ですが、実は下からも雪や水からの反射光があります。この「デュライト」の両面パネル発電は、そんな下からの反射光もしっかり活用します。
また、カーポートは過酷な環境で使用されることが前提なので、強靭さや耐久性も重要です。通常の樹脂だと2、3年で樹脂部分にくすみが生じたりするのですが、それについても強化ガラスを使用することによって劣化を抑え、長期間性能が維持されます。保証期間が30年と非常に長いのも、同社の自信の表れだと感じました。
サイズ感についても、さまざまな場所に設置するための工夫を感じます。柱間が5,000ミリ(一般的な製品は5,600ミリ)となっているためとてもコンパクト。これなら設置する場所の選択肢がもっと広がることでしょう。

まだまだ特徴やメリットを紹介するときりがないほど、カーポートと太陽光発電のそれぞれにあった課題を見事に解決しているのが「デュライト」シリーズです。弊社も太陽光発電の販売施工会社としてプロの知見を有していますが、その目線で見ても素晴らしい思想によって作り出された製品だと言えます。費用面でも導入しやすい価格設定になっているので、これからのカーポート、駐車場における新常識になる可能性も十分あります。いえ、太陽光発電の普及を目指す「同志」として、この「デュライト」シリーズが日本のスタンダードになっていくことを願いたいと思う、とても有意義な勉強会でした。

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