オール電化を導入したんですが、思ったより電気代が下がりません。
何の原因が考えられますか?どうにかして電気代を下げたいです。
オール電化でIHやエコキュートを使用するオール電化契約は一日を3つの時間帯に分割した料金設定と考えましょう。
すなわち基本料金プラス、三段階の電気代がかかります。
普通、夜間電力は23時~翌朝の7時で、これが安く設定されています。
次に安いのはリビングタイムなどと称する、7時~9時と17時~23時までで、そのほかの9時~17時の8時間はデイタイム、すなわち昼間料金で、電気代は夜間電力の約3倍になります。
エコキュートは湯温が下がると自動的に作動を開始しますから、夜間だけではなく昼間の電気を使うこともあるでしょう。
そのほかの冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどもありますから、エコキュートにしたが、思ったほど電気代が安くならないという理由は、単にエコキュートだけのことではなく、トータルにほかの電気器具類の使用方法と時間が電気代に関係するからです。
個々の計算は電化製品や電気器具により異なるので、ここでは明確には算出できませんが、電気料金を算出する基本的な方法は、ワット数(単位はkWh)、つまり1時間にどれくらいのkW数を使うかです。
これは逆算もでき、電力会社からの請求書にその月の消費電力量が記載されていますから、電気料金をそれで割れば1kWあたりのおおまかな単価がわかります。
使い過ぎだと思われる電気製品や電気器具の使用時間を減らせば、電気代はそれに応じて少なくなります。
これが節電の基本であることを覚えておくと節電に役立つと思います。