雪国では太陽光発電は発電できませんか?
結論から言いますと、雪国でも太陽光発電システムは発電をします。
降雪中は太陽光が射しませんから発電はしませんが、降雪が止んで太陽光が照れば、即太陽光パネルは発電を開始します。
なお、場合によっては、雪に太陽光が反射して発電効率が高まることも考えられますし、1年中雪が降るわけではありませんから、雪国でも3、4月から11月の8ヵ月ほどは太陽光発電システムはフルに発電すると考えられています。
したがって先に述べたように、雪国だからと言って太陽光発電が発電しないということはありません。
ちなみに年間で見ますと、北海道では、実は東京よりも年平均日射量は多いのです。
例えば3月から10月、あるいは4月から11月の8ヵ月間の発電量を公称発電効率の90%と少なく見て、さらにそのほかの11月から2月(あるいは12月から3月)の4ヵ月の発電効率を60%とした場合、これを年間平均にすると90%と60%を足して2で割ると75%(実際は80%近く)にまでなるのです。
80%近い発電効率では5kWhだと4kWhですから、例え雪国でも十分な発電量が得られます。
その証拠に北海道などでは太陽光発電がかなり普及していますが、これはこのような計算がなりたつということを実証していると考えられます。