コラム

日立製エコキュートを徹底解説!日立のエコキュートだけが搭載している特徴的機能が豊富!

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こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、人気エコキュートメーカーの中でも、独自路線の開発を進めている日立製エコキュートの特徴について解説します。

近年では、日々の給湯にかかるコストを大幅に削減できる給湯器として、エコキュートの人気が高くなっています。このコラムをご覧いただいている方の中にも、エコキュートへの入れ替えを検討し、機器の特徴について調べているところだという方も多いのではないでしょうか?ただ、エコキュートは、ガス給湯器と比較すると、導入時にかかるコストが割高になってしまうことから、「どのメーカーのエコキュートが自分に合っているのか?」という点で迷ってしまう方が少なくないようです。エコキュートは、年々その人気が高くなっている一方で、国内有数の電機メーカーがエコキュートの開発に参入するようになり、選択肢が増えている一方で「自分の希望を叶えてくれるエコキュートメーカーがどこか分からない…」と言った声を耳にする機会が増えています。

そこで当コラムでは、数ある人気エコキュートメーカーの中でも、他メーカーにはない独自機能を備えた機種を販売している日立製エコキュートについてまとめます。

日立製エコキュートの特徴について

日立は、日本のみならず、世界各地に製造販売拠点を広げている世界的な総合電機メーカーです。さまざまな家電製品の開発・販売を行っている日立は、「技術の日立」と呼ばれていて、100年以上も続くモノづくりの歴史で培った高い技術力と独創的な発想力がエコキュートの開発にも用いられています。

なお、エコキュートメーカーとしては後発のメーカーとなるのですが、他メーカーにはない独自機能を多く搭載していることから、年々エコキュート業界でも、メーカーシェア率をのばしています。特に、詳細は後述しますが、『水道直圧給湯』を実現した日立のエコキュートは、これまで指摘されてきたエコキュート特有の弱点のほとんどを解消していると、非常に高い評価を獲得しています。

ここで、独創的な機能が目立つ、日立製エコキュートの特徴について解説します。

日立エコキュートの独自機能『水道直圧給湯』

水道直圧給湯は、エコキュート業界で日立の名前を知らしめた独自機能です。エコキュートの機種選びの際、この機能を目当てで日立のエコキュートを選択するお客様も多いほど有名な機能となりました。

エコキュートは、沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておき、お湯が必要な時にタンクから供給するという仕組みになっていることから、水道の勢いそのままにお湯が供給できるガス給湯器と比較すると、水圧が弱いという点をデメリットにあげる方が多いです。最近でこそ、水圧を高くした機種が各メーカーから販売されるようになっていますが、それでも水道直圧よりは水圧が弱いです。しかし、日立のエコキュートは、他メーカーのエコキュートとは異なり、水道直圧給湯を実現しているため、高い水圧を確保できます。そのため、浴室が2階や3階にあるという住宅でも、お湯の水圧が弱くなることがなく、人気を博しています。

一般的なエコキュートの出湯の流れは「①90度以上のお湯を作りタンクに貯める⇒②作ったお湯と水道水を混ぜて温度調節を行う⇒③温度調節したお湯を蛇口やシャワーから出湯する」となります。そして、貯湯タンクにお湯を貯める際に、タンクが破損しないように減圧する仕組みになっており、これがエコキュートの水圧が弱くなる理由となっています。

一方、日立の水道直圧給湯モデルのエコキュートの場合「①エコキュート内の熱交換器を水道水が通る⇒②水圧を下げることなく瞬時にお湯を作る⇒③水道の圧力のまま出湯する」となっています。水道直圧給湯が搭載された日立のエコキュートは、タンクを経由せずに出湯する仕組みとなっているため、水道の圧力を保ったままお湯を供給することができるわけです。

なお、水道直圧給湯モデルのエコキュートの場合、タンクに貯めた水を利用しないため、エコキュートからのお湯でもそのまま飲むことができます。

参照:日立公式サイト

高い省エネ性を実現する『ウレタンク』

日立は、『ウレタンク』と呼ばれる断熱性の高い貯湯タンクを開発することで、非常に高い省エネ性能を持つエコキュートを実現しています。

エコキュートは、深夜帯の安い電力を利用してお湯を沸かすことで給湯コストの削減を実現しています。深夜に沸かしたお湯は、日中の必要な時に供給できるよう、高温状態を保つことができる貯湯タンクに貯め置きする仕組みになっています。

一般的なエコキュートの貯湯タンクは、断熱材として発泡スチロール保温材が採用されているのですが、日立製エコキュートでは、断熱性の高いウレタンフォームが採用されているのです。

そして、この違いからエコキュートの省エネ性能に大きな違いが生じます。例えば、従来の発泡スチロールを断熱材として利用しているタンクの場合、90度に沸き上げたお湯は、12時間経過後に5度程度温度が下がるとされています。しかし、日立による実験によれば、ウレタンクの場合、90度に沸き上げたお湯が、12時間経過後も2.5度しか温度が下がらないため、保温や再度の沸き直しにかかるコストを大幅に削減できるとしています。実際に、ウレタンクを採用している日立製エコキュートは、年間給湯保温効率(JIS)が3.0~4.2と、エコキュート業界でもトップレベルの省エネ性を誇っています。

さらに、ウレタンクは、タンク内脚、脚受け部を含めてウレタンフォームを充てんするなどと言った工夫により、非常に高い耐震性能を持つことも特徴です。日立のエコキュートで、370L、460Lのウレタンクは、日本建築センターの「建築設備耐震設計・施工指針」の「耐震クラスS」に対応しています。

参照:日立公式サイト

硬度の高い水道水や井戸水に対応できる『ナイアガラタフネス』

日立製エコキュートの中には、『ナイアガラタフネス』と呼ばれる機種があり、このタイプのエコキュートは、井戸水や硬度が高い水を生活用水として利用している方でもエコキュートの導入が可能です。

エコキュートは、本来、井戸水を生活用水として利用しているご家庭の場合、基本的に設置することができない給湯器です。これは、井戸水には水道水には含まれていない成分がたくさん入っているためで、配管の詰りや穴あきなど、早期の故障を誘引する可能性が高いからです。ただ、各メーカーの研究・開発が進んだ現在では、いくつかのメーカーは「事前の水質検査を通過する」ことを条件に、井戸水でのエコキュートの導入を認めています。日立は、井戸水でも利用できる数少ないエコキュートメーカーの一つとしても有名です。さらに、硬度が高い水でも使えるエコキュートを販売しているメーカーがかなり少ない中、日立のナイアガラタフネスは、これにも対応できる稀有な機種となっています。

なお、日立のエコキュートが井戸水や高度の高い水に対応できるのは、以下のような理由があるからです。

・水道直圧給湯のため、タンクの水入れ替え量が少ない

日立のナイアガラタフネスは、全ての給湯に「水道直圧給湯」が採用されています。そのため、タンクの水の入れ替え量が通常のエコキュートの約1/30まで低減されます。タンクの水の入れ替え量が少なくなるということは、配管を通る水も少なくなるため、配管内に不純物が堆積して詰まるといった事態を防ぐことができます。

・ステンレス配管と樹脂製継ぎ手部品の採用

ナイアガラタフネスでは、ステンレス配管と樹脂製継ぎ手部品を採用していて、これらの材料は腐食に強いという特徴があるため、井戸水や高度の高い水にも対応可能です。

ナイアガラタフネスは、高い耐久性をメーカー側も自信を持っているため、無償保証期間5年間という非常に長期のメーカー保証がつけられています。

参照:日立公式サイト

清潔なお風呂を実現する機能が搭載されている

日立のエコキュートは、『きらりUVクリーン』や『ステンレス・クリーン自動洗浄システム』と言った機能が搭載されていて、毎日のお風呂を清潔に保ってくれるという嬉しい機能が搭載されています。

『きらりUVクリーン』は、ふろ配管を通るお湯に深紫外線を照射することで、お湯の中で雑菌が増殖するのを抑制してくれる機能となっています。日立のエコキュートでは、貯湯ユニットの中に深紫外線を照射するユニットが搭載されていて、毎日のお風呂を清潔に保ってくれます。

さらに、ふろ追い炊き配管にステンレスが採用されていて、ふろの栓を抜けば自動で配管洗浄を開始してくれる機能が搭載されていることから、配管内に汚れが蓄積することを防止し、配管の詰りなども抑制してくれます。ステンレス配管は、汚れが付きにくく、腐食にも強い素材のため、長期間使用してもトラブルが起こりにくいため、安心してエコキュートを利用することができます。また、汚れや腐食に強い配管ということで、入浴剤も安心して利用できると思います。

ちなみに、ステンレス配管の使用は、数あるエコキュートメーカーの中でも日立とコロナのみとなります。

参照:日立公式サイト

日立製エコキュートがおすすめのご家庭とは?

日立のエコキュートは、他のエコキュートメーカーとは全く異なる視点で開発されていると考えられる機能がたくさん搭載されています。

そのため、エコキュートの導入を検討している方の中でも、以下のような要望を持っている方には、日立製エコキュートが特におすすめできます。

強い水圧にこだわりがある方

近年のエコキュートは、給湯時の水圧をパワフルにしたモデルが各メーカーから登場しています。しかし、水道水を瞬時に加熱して出湯するガス給湯器とは異なり、貯湯タンクで一時的にお湯を貯めておくという仕組みのエコキュートは、どうしてもシャワーなどの水圧を弱く感じる方がいます。

しかし、日立のエコキュートは、水道直圧給湯を実現したモデルが存在していて、エコキュートなのにガス給湯器と変わらない水圧を確保しています。

したがって、シャワーや蛇口からの出湯について、強い水圧を確保したいと考える方は、日立の水道直圧給湯モデルのエコキュートがおすすめです。また、お風呂が2階以上にあるお宅でも、強い水圧を確保できるので日立のエコキュートがおすすめです。

家族のお風呂時間がズレるご家庭

人々のライフスタイルが多様化している現在、同居している家族でも、お風呂に入る時間帯がかなりズレてしまう…というご家庭が増えていると思います。実は、こういったご家庭には、日立のエコキュートが非常におすすめです。

現行モデルの日立製エコキュートには、「きらりUVクリーン」という機能が搭載されていて、追い炊きなどでお湯を循環させるときに、深紫外線を照射することで雑菌の増殖を抑制してくれるようになっています。したがって、家族の中で最後にお風呂に入る方も、綺麗なお湯のまま入浴を楽しむことができます。

この他にも、アダプターから微細な泡(ファインバブル)が出てくるシルキー快泡浴機能など、毎日の入浴が楽しめる新機能が続々と開発されていますので、毎日の入浴をより快適に楽しい物にしたいという方には、日立製エコキュートはおすすめできます。

井戸水を生活用水として利用しているご家庭

井戸水を生活用水として利用しているご家庭の場合、通常のエコキュートではなく、井戸水に対応できるメーカーの中からエコキュートを選ぶ必要があります。

上述したように、日立にナイアガラタフネスは、井戸水を利用しているお宅でも、問題なくエコキュートの導入が可能です。さらに嬉しいのが、井戸水を利用していても、日立独自の最長5年となるメーカー無償保証をつけてもらうことができます。

安心の長期保証がある点から、井戸水を利用中の方であれば、日立のエコキュートがおすすめです。

日立製エコキュートの本体価格相場と保証期間について

それでは最後に、日立製エコキュートを導入しようと決めた方に向け、本体価格の費用相場がどの程度なのか、またメーカー保証がどうなっているのかについても簡単に解説します。

給湯タイプ別、日立製エコキュートの本体価格相場

どのメーカーでも、エコキュートの本体価格は、給湯タイプや貯湯タンクの形状などによって変わります。以下に、日立製エコキュートの本体価格について、大まかな費用相場をご紹介します。

給湯タイプ メーカー希望小売価格 販売価格
給湯専用86~95万円25~29万円
フルオート93~108万円27~32万円
ナイアガラ出湯108~127万円35~38万円
ナイアガラタフネス119~134万円36~40万円

※上記価格は税抜き価格です

エコキュートの本体価格については、メーカーの希望小売価格だけを見ると、とんでもなく高く感じると思います。ただ、実際にお客様が購入する時には、エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップなどのネット販売点を介して購入するケースが多くなっています。そして、弊社のようなネット販売店の本体価格は、企業努力によってメーカー価格の70~75%程度でご提供できるようになっています。

なお、実際にエコキュートを設置する際には、上記の本体価格に加え、取り付け工事の費用が必要になります。工事費は、エコキュートを設置するお宅の施工条件によって多少上下しますが、10~20万円程度が費用相場となっています。

つまり、日立製エコキュートを導入する時には、「本体価格+取り付け工事費」で35~60万円程度かかるのが一般的です。なお、費用は、設置工事を行う場所の条件などによって上下しますので、詳細な見積もりが必要な場合は、お気軽に「エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ」までお問い合わせください。

日立製エコキュートの保証について

日立のエコキュートは、ナイアガラタフネスか否かで保証期間が変わります。ナイアガラタフネス以外の機種については、メーカー保証が以下の内容となります。

  • 本体・・・1年間
  • リモコン・・・1年間
  • ヒートポンプ・・・3年(冷媒回路)
  • 貯湯タンク・・・5年(缶体)

ナイアガラタフネスの場合に限り、全ての部分で5年間の無償保証となります。

延長保証についても、ナイアガラタフネスとそれ以外で、制度が変わります。ナイアガラタフネスの場合は10年の延長保証が用意されていて、それ以外の機種は7年と10年の延長保証があり、いずれかを選べます。延長保証に加入するには、以下の費用がかかります。

  • ナイアガラタフネス10年間の延長保証:22,000円(税込)
  • ナイアガラタフネス以外7年の延長保証:23,000円(税込)
  • ナイアガラタフネス以外10年の延長保証:31,300円(税込)

日立の延長保証に加入すれば、保証期間中は回数無制限の修理対応を受けることが可能です。ただ、1回あたりの保証限度額が決められていて、その額はエコキュートの価格相当分となります。簡単に言うと、何らかの故障が発生して、修理をしてもらいたいと思っても、購入したエコキュートよりも高額な修理費となる場合は、保証対象外となってしまう訳です。また、修理対応が「代替機への交換」となった場合は、その時点で延長保証が終了となります。

日立のエコキュートを購入した方について、延長保証への加入を検討している場合、エコキュートの設置から3ヶ月以内に申し込む必要がある点に注意しましょう。

まとめ

今回は、数あるエコキュートメーカーの中でも、独自路線の開発を進めている日立製エコキュートの特徴をご紹介しました。

この記事でご紹介したように、日立は、他のエコキュートメーカーにはない『水道直圧給湯』を実現した機種を販売しており、ガス給湯器と変わらない強い水圧を楽しむことができます。また、『ナイアガラタフネス』は、耐久力の高いエコキュートとなっていますので、一般のエコキュートが導入できない、井戸水や硬度の高い水にも対応できるようになっているのです。この他にも、毎日のお風呂を清潔にしてくれる機能や泡入浴、入浴剤の利用など、単純に給湯器としても嬉しい便利機能がたくさん搭載されています。

現在では、日本有数の電機メーカーがエコキュートの開発・販売に参入しているため、「どのメーカーのエコキュートが良いのだろう?」と迷ってしまうケースも少なくないようです。日立のエコキュートは、他のメーカーにはない独自の機能が搭載されていて、幅広い要望を叶えてくれる高性能な機種が多いため、ぜひ購入するエコキュートの候補の一つに入れてみてはいかがでしょう?

エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップでは、現地調査の段階から経験豊富なスタッフがお伺いし、お客様の要望やご予算に合わせた機種選びのアドバイスから行っています。エコキュートの購入・交換の際は、是非とくとくショップにお問い合わせください。

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