フルオート機能搭載のエコキュートとは?メリット・デメリットや選び方のポイントを解説

フルオート機能搭載のエコキュートとは?メリット・デメリットや選び方のポイントを解説

エコキュートのフルオートタイプは、日常の家事負担を軽減し、省エネ効果も高い給湯システムです。この記事では、フルオート機能の特徴やメリット、選び方のポイントを詳しく解説し、あなたに最適なエコキュートを選ぶための参考にしてみてください。

フルオート機能の導入手順や設置後のメンテナンス方法についても触れており、これからエコキュートの購入を検討している方にとって、役立つ情報が満載です。

フルオートタイプのエコキュートとはどのようなものか

フルオートタイプのエコキュートとは、ボタン一つでお湯張りから保温、追い焚きまでを自動で行う便利な給湯システムです。

一般的なエコキュートと同じく、電気を使って空気中の熱を利用してお湯を沸かす「ヒートポンプ技術」を採用していますが、フルオートタイプはさらに高機能です。

例えば、入浴前にリモコン操作で浴槽に自動的にお湯を張り、適温に保ち続けることができます。また、家族が順番に入浴する際も、自動でお湯を追加したり、保温したりするので、常に快適な温度が保たれます。特に忙しい家庭や大人数での利用に向いており、効率的な運転によって電気代も抑えることが可能です。

フルオートタイプのエコキュートは、利便性と省エネを両立した優れた給湯システムです。

エコキュートのフルオート機能と特徴

エコキュートの中でも、「フルオート」機能が付いているモデルは特に人気があります。お湯張りから保温、追い焚きまでを全て自動で行うため、家事の手間が大幅に軽減されるのが大きな魅力です。

続いて、エコキュートのフルオート機能の特徴や、セミオートとの違い、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

フルオートとセミオートの違い

エコキュートには「フルオート」と「セミオート」の2種類があり、その違いは主に機能の範囲にあります。

フルオートは、お湯張り、保温、追い焚き、足し湯などを全て自動で行うシステムです。一方、セミオートではお湯張りは自動ですが、追い焚きや足し湯は手動で行う必要があります。

このため、フルオートの方がより便利で、家事の負担を軽減できるという点で優れています。しかし、フルオートの機能が多い分、価格はセミオートよりも高くなることが一般的です。

フルオート機能のメリット

  • 全自動での給湯操作が可能
    フルオートの最大のメリットは、ボタン一つでお湯張りから保温まで全てが完了する点です。リモコン操作だけで浴槽が自動的に最適なお湯加減をキープしてくれるため、時間や手間が省けます。
  • 快適なバスタイムが実現
    自動保温機能によって、お湯が冷めることなくいつでも適温で入浴が可能です。また、家族全員が順番に入浴しても、常に快適な温度を維持してくれます。

フルオート機能のデメリット

  • 設置費用が高くなる
    フルオート機能が付いたエコキュートは、セミオートや手動タイプと比べて価格が高めです。さらに、配管工事が必要な場合もあり、設置費用が増加することがあります。
  • 無駄な電気代がかかる可能性
    フルオートでは自動的に保温が行われるため、設定を誤ると電気代が無駄にかかる可能性があります。例えば、不要な時間帯に追い焚きを行ってしまう場合です。設定の調整が重要です。

フルオートの自動保温・追い炊き機能の仕組み

フルオートエコキュートの保温・追い焚き機能は、浴槽内のお湯を一定の温度に保つための仕組みです。ヒートポンプ技術を用いて、浴槽内の水温が下がると自動で追い焚きが行われます。

また、貯湯タンク内の熱を利用して、お湯を再度温めるため、従来のガス給湯器に比べて効率的かつ省エネです。

フルオート機能搭載のエコキュートの選び方

フルオート機能を搭載したエコキュートは多くのメーカーがラインナップを展開していますが、選ぶ際に何を基準にすれば良いのでしょうか?ここでは、メーカーやシリーズごとの特徴、価格帯、設置時に考慮すべきスペースなど、選び方のポイントを詳しく解説します。

機種選定のポイント:メーカーとシリーズ

メーカー 商品名/シリーズ 特徴
三菱電機 SRTシリーズ – 寒冷地対応モデルあり
– 無線LANで遠隔操作可能なモデルもあり
– 高効率なヒートポンプ技術を採用し、省エネ性能に優れる
– フルオート機能でお湯張り、保温、追い焚き自動化
パナソニック HEシリーズ – 年間の光熱費削減が可能な高効率モデル
– 自動洗浄機能を搭載したモデルもあり、メンテナンスが容易
– 広範囲の対応地域(寒冷地対応)
– 高機能リモコンで操作が簡単
ダイキン EQシリーズ – 寒冷地仕様があり、氷点下でも安定した動作
– 独自の省エネ技術「ツインストリーミング」で電力消費を抑制
– フルオート機能に加えて、リモコンでの設定が充実
– タンク容量も370L〜460Lの選択肢
日立 BHPシリーズ – 高性能のヒートポンプ技術で、省エネ性能が高い
– 騒音を抑えた静音設計
– 給湯器が自動でお湯張り・追い焚き
– 寒冷地対応モデルあり
コロナ CHPシリーズ – 自動湯張り、追い焚き機能に加え、効率的なタンク加熱方式
– エコモード搭載で、電気代を抑えた使用が可能
– フルオート機能で家事の手間を軽減
– 省スペース設置が可能なコンパクトモデルも展開
東芝 HWHシリーズ – フルオート機能に加えて、浴槽の自動清掃機能を搭載したモデルもあり
– ヒートポンプ効率が高く、電気代を削減
– リモコン操作が簡単で、家族全員での入浴に対応

これらのメーカーは、日本国内で幅広くフルオートエコキュートを展開しており、各社それぞれ独自の技術を駆使しています。省エネ性能や、設置環境に合わせたモデル選定がしやすいので、予算や利用環境に応じて適切な製品を選ぶことが可能です。

フルオートエコキュートの価格帯と設置費用

メーカー 商品名/シリーズ 本体価格帯 設置費用
三菱電機 SRTシリーズ 35万〜55万円 10万〜20万円
パナソニック HEシリーズ 35万〜50万円 10万〜18万円
ダイキン EQシリーズ 30万〜50万円 10万〜20万円
日立 BHPシリーズ 30万〜50万円 10万〜18万円
コロナ CHPシリーズ 25万〜45万円 10万〜15万円
東芝 HWHシリーズ 30万〜50万円 10万〜18万円

価格・設置費用の内訳について

本体価格帯

各メーカーのエコキュート本体の価格は、370L~460Lの容量やフルオート機能などの搭載により変動します。特に最新モデルや寒冷地対応、無線LANなどの追加機能がある場合は、価格が高くなる傾向にあります。

設置費用

配管工事や、設置場所の条件(タンク設置スペース、既存設備の交換の有無)によって設置費用も変動します。特に配管工事が複雑な場合や、屋外設置に特別なスペースが必要な場合は費用が増加することがあります。

これにより、購入を検討する際の目安を立てやすくなると思います。

設置場所とスペースの確認

エコキュートの設置には十分なスペースが必要です。特にフルオートエコキュートの場合、貯湯タンクの大きさによって必要な設置スペースが異なります。標準的な容量は370Lから460Lが一般的で、家族の人数に合わせて選ぶと良いでしょう。

また、設置場所には屋外が一般的で、スペースに余裕があるかどうか確認しておく必要があります。設置時には、タンクの重さや配管工事の可否も確認することが大切です。

設置場所のスペースを確保することはもちろん、周囲の環境や騒音対策も考慮して選定を行いましょう。

フルオートタイプのエコキュートでよくある質問

最後に、フルオートエコキュートに関するよくある質問に答え、選択の参考にしていただけるように解説します。

フルオートタイプのエコキュートは電気代が高くなる?

フルオートタイプのエコキュートは、確かに自動でお湯を保温するため、設定によっては電気代が増える可能性があります。しかし、エコキュートは夜間の安い電気料金を活用してお湯を沸かすため、ガス給湯器と比較しても光熱費は抑えられることが多いです。

フルオートタイプは、無駄のない効率的な運転が可能で、設定次第では電気代の増加を最小限に抑えることができます。お湯の使い方や追い焚き機能の設定を適切に行うことが、光熱費を抑えるポイントです。

フルオートタイプのエコキュートの修理や交換時期の目安

エコキュートは基本的に耐久性が高い機器ですが、10年から15年程度が修理や交換の目安となります。ヒートポンプや貯湯タンクなど、主要部品は経年劣化によって故障する可能性があるため、年1回程度の定期点検が推奨されています。

特に、追い焚きや保温機能を使い続けるフルオートタイプは、メンテナンスが重要です。メーカー保証や保守サービスを利用し、異常が発生した際には早めに対応することで、長く快適に使用することができます。

他の給湯方式との比較:ガス給湯器とエコキュート

ガス給湯器とエコキュートの最大の違いは、使用するエネルギー源です。ガス給湯器はガスを燃焼させてお湯を作るのに対し、エコキュートは電気を使い、ヒートポンプ技術で空気中の熱を利用してお湯を沸かします。このため、エコキュートはより省エネで環境負荷が少ないとされています。また、光熱費の面でもエコキュートは夜間電力を使うため、ガス給湯器よりもランニングコストが低くなる傾向があります。ただし、エコキュートは初期導入費用が高めで、設置場所の確保が必要です。どちらを選ぶかは、設置スペースや光熱費削減を重視するかによって決まります。

まとめ:エコキュートフルオートの利便性と選択ポイント

エコキュートのフルオートタイプは、お湯張りから保温、追い焚きまでを全て自動で行うため、忙しい家庭や大人数での使用に非常に便利です。リモコン操作で簡単にお湯の管理ができ、時間や手間を大幅に省ける点が大きな魅力です。また、夜間の安い電力を活用することで、光熱費も抑えることができます。

選ぶ際には、家庭の人数や設置場所に合った機種、そして予算に応じたメーカーやシリーズを確認することが重要です。利便性と省エネ性能を兼ね備えたエコキュートは、長期的なコスト削減にもつながります。

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